文字サイズ
自治体の皆さまへ

渡辺市政、2期目始動。

1/31

栃木県那須塩原市

1期目に種をまくことができた。あとはそれを育てること

この度、2期目の市政の舵かじ取りをすることとなった渡辺美知太郎市長。
1期目は新型コロナウイルス感染症に関わる喫緊の課題への対応と、気候変動対策を始めとした「生き延びられるまち」の構築に取り組んできた。
2期目は「コロナ後の那須塩原」をつくることに取り組み、最重点プロジェクトとして「那須塩原駅周辺のまちづくり」を掲げる。
那須塩原のブランドイメージを確立し、駅に降り立ったお客さんの誰もが感動するような「那須塩原らしさ」の具現化に向けて動き出す。

1期目は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種やコロナで打撃を受けた経済対策など、喫緊の課題への対応を最優先に行いました。併せて、東京一極集中の脆弱性(ぜいじゃくせい)が改めて認識されたことから、これを好機と捉え地方分散の社会的要請にいつでも応じられるように、再生可能エネルギーの導入など気候変動対策を始めとした「生き延びられるまち」の構築にも取り組んでまいりました。サステナブルな取り組みは観光分野でも行い、「世界の持続可能な観光地TOP(トップ)100選」に2年連続で選定されるなど、本市のブランド力向上に貢献することができました。
2期目は、「コロナ後の那須塩原」をつくることに取り組んでまいります。引き続き地方分散の受け皿として、エネルギーと経済の地域内循環や災害対応力の強化、さまざまな分野でのDX(※)の実現など、「ゼロカーボンとDX」の取り組みによる「生き延びられるまち」づくりをバージョンアップしていきます。
そしてなんといっても2期目の最重点プロジェクトに掲げるのは、那須塩原駅周辺のまちづくりです。本市は、ここ5年間転入超過が継続し、移住者が増えております。この機に、那須塩原のブランドイメージを確立し、那須塩原ライフを体現する場として那須塩原駅周辺を整備します。駅に降り立ったお客さんが感動し、「来たい、遊びたい、暮らしたい」と1期目に種をまくことができた。あとはそれを育てること思えるような、他にはない「那須塩原らしさ」の具現化に向け、ソフトとハードの両面から、市民の皆さんの声を聴きながら、官民連携のもと取り組んでまいります。時間のかかるプロジェクトとなります。まずは、市民や民間企業の皆さんと議論を重ねる場として協議体を設け、基本的な構想を具体的な形として示します。
併せて、食を中心とした地域のブランディングにも引き続き力を入れてまいります。食や自然などの地域の資源を組み合わせ、先進的な環境施策による持続可能な観光や農畜産物など、那須塩原らしい付加価値を付けていきます。そして、国内はもとより海外への情報発信を強化し、生産物や商品の販路拡大に努め、インバウンドなどの観光需要の掘り起こしにつなげてまいります。
また、コロナ後の問題として、外出自粛による子どもたちの体力低下や不登校、高齢者のフレイルなどが顕在化することが懸念されます。こうした課題にも、きめ細やかな対応に努めてまいります。
これらの実現のため、職員とビジョンを共有し、同じ目標に向かって全力で取り組みます。
これまで、多くの市民の皆さんの御協力と御理解を賜り、さまざまな困難を乗り越えることができました。こうした信頼感や絆を大切にしながら、「コロナ後の那須塩原」を皆さんとともにつくっていきたいと考えております。

※デジタル技術で生活をより良いものに変革する取り組み

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU