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栃木県那須塩原市

■家が語る昔のくらし~旧津久井家住宅~
黒磯地区にたたずむ「黒磯郷土館」。その敷地内に、安政2(1855)年建築の「旧津久井家住宅」が建っています。いろりや土間など、江戸時代末期の黒磯地区の代表的な農家建築を表す住宅は、当時のくらしを今に語り継いでいます。

所在地:橋本町8番47号

津久井家はかつて黒磯の原街道に面して住居があり、江戸時代の黒磯村の交代名主の一つでした。旧宅は、昭和43(1968)年に津久井家から黒磯市に寄贈され、翌年12月に市が現在地に移築し、現在に至るまで、多くの人々に地域のくらしを伝えています。
移築にあたって、前後にあった下屋は取り除かれていますが、母屋は茅葺寄棟造(かやぶきよせむね)で、桁行(けたゆき)10間(けん)(約18・2メートル)、梁間(はりま)は5間(約9・1メートル)です。大黒柱は細めで、梁や桁に美しい組みごしらえがみられます。住宅内には、馬屋も組み込まれており、地域の特色を残した貴重な農家建築となっています。
※現在見学は外側からのみ。

問い合わせ:[西]生涯学習課
【電話】0287-37-5419

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