文字サイズ
自治体の皆さまへ

2050 Sustainable Vision那須塩原~環境戦略実行宣言~(1)

1/24

栃木県那須塩原市

2050 Sustainable Vision(サステナブルビジョン)那須塩原〜環境戦略実行宣言〜

■豊かな自然とサステナブルに生きる〜持続可能な環境都市の実現を目指して〜
自然災害の激甚化による農作物への被害、夏の猛暑や局地的な豪雨など、私たちの生活を取り巻く環境は深刻さを増しています。将来にわたり持続的に豊かな生活を営むための地域形成を目指し、昨年9月に公表した「2050サステナブルビジョン那須塩原〜環境戦略実行宣言〜」。このビジョンをさらに推進する組織「環境戦略部」を新たに設置しました。今回の特集では、本市の重点政策である環境政策を紹介します。

●環境戦略部とは
環境戦略部は環境に特化した組織として、本年4月に新たに創設し、「ネイチャーポジティブ課」「カーボンニュートラル課」「サーキュラーエコノミー課」の3つの課で構成しています。これらの課が相互に連携して事業に取り組むことで、相乗効果(シナジー)を発揮しながら、サステナブルな地域形成を本格的に進めていきます。
※主な取り組みは(本紙)7ページで紹介。

●3施策の融合
▽Carbon Neutral~カーボンニュートラル課~
カーボンニュートラルとは、日本語訳で「炭素中立」のことで、「温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させる」という意味です。カーボンニュートラル課では、2050年までの温室効果ガス排出量実質ゼロの実現に向けて、再生可能エネルギー利活用や電動車の普及促進など、温室効果ガスの排出を減らすための取り組みを行っています。将来予測される気候変動の影響による被害を回避・軽減するための適応の取り組みも行っています。

▽Nature Positive~ネイチャーポジティブ課~
ネイチャーポジティブとは、日本語訳で「自然再興」のことで、「自然を回復軌道にのせるために生物多様性の損失を止め、反転させる」という意味です。ネイチャーポジティブ課では企業などとも連携しながら、重要な里地里山の保全など、生物多様性の損失を食い止める取り組みを行っているほか、野生生物と共生する社会の実現を目指した取り組みや、国立公園の保護と利活用の好循環を創出するための取り組みなどを行っています。

▽Circular Economy~サーキュラーエコノミー課~
サーキュラーエコノミーとは、日本語訳で「循環経済」のことで、「消費(投入)する資源を最小限に抑える」「再生可能な資源の利用を進める」「今ある製品は可能な限り長く使用する」などにより、製品の価値を維持し付加価値を生み出すことを目指す経済活動を指します。サーキュラーエコノミー課では、プラスチックの資源回収によるリサイクルや、民間事業者と連携した製品のリユース推進の取り組みを行っています。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU