まちかど*リポート

12／21

地域の「つながり」を絶やさないために

上原　圭一さん

上原さんは、お子さんの小学校進学を機に、11年前、奥さんの地元である上境に大阪府から移住しました。地域に早く親しめるように様々なコミュニティに参加したそうで、「自分から積極的にならないと、地域の人と関わる機会は作れない。地元の消防団や地域活動などに参加したことで多くの人とつながりが持てた」と移住当時を振り返ります。
地域でつながりを持つ中で、自分が子どもの頃に体験した「地域の方々が楽しめる行事」を復活させたいと考えた上原さん。その実現に向け、地域の壁、世代の壁を越えた仲間とともに昨年、地域団体「Sakai　Dream　Heroes」を結成しました。団体副代表として、境小を拠点にイベントの企画や地域の清掃活動など境地区の活性化のために活動しています。「自分たちが『楽しい』と思うものを地域のみんなと共有することで、楽しい笑顔の輪を広げられると思う。境地区そして市全体を元気にしていきたい」と話します。
今後の目標について上原さんは、「世代を超えた『人と人とのつながり』を絶やさないようにするのが私たちの役割。今後は、他の地域団体とのコラボも企画し、つながりをもっと広げていきたい」と将来のビジョンを熱く語りました。