≪特集≫JR烏山線開業100周年記念行事

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◆JR烏山線開業100周年をみんなでお祝いしました!
4月で開業100年を迎えたJR烏山線。「鉄道の日」である10月14日(土)には、烏山駅前広場をメイン会場に烏山線開業100周年を祝う催しが開かれ、たくさんの人でにぎわいました。
今月号では、記念イベントの様子をお伝えします。

▽記念式典
『感謝状贈呈』
烏山線敷設に尽力した(故)川俣英夫氏、(故)髙田耘平氏、(故)新井萬吉氏に感謝状が贈呈され、ご子孫の皆さんに手渡されました。また、サプライズとして烏山線にも感謝状が贈呈され、東日本旅客鉄道(株)の森明大宮支社長に贈られました。

『アキュム絵画コンテスト表彰』
災害ボランティアチーム龍JINが「未来の烏山線アキュムと私たちの那須烏山市」をテーマに作品を募集。市内の児童から457点の応募があり、70人が入賞しました。
市長賞に石原りみさん(烏山小5年)、副市長賞に伊藤穂純さん(荒川小6年)、教育長賞に齋藤大貴さん(烏山小6年)、JR特別賞に雫礼央人さん(荒川小5年)が選ばれ、川俣純子市長らから表彰状を受け取りました。

『ふるさと太鼓保存会』
「毘沙門天」など3曲を演奏し、迫力満点の太鼓の音を響かせました。

『烏山高校・南那須中吹奏楽部』
「銀河鉄道999」を両校合同で演奏。来場者は美しい音色に聴き入っていました。

『なすかぱらだいすオーケストラ』
市職員の有志によるバンド演奏。今回が初ステージでしたが、「銀河鉄道999」と「ルパン三世のテーマ」で会場を盛り上げました。

▽記念駅弁
『記念駅弁販売』
烏山高校生のアイデアをもとに作られ、アユ飯のおにぎりやカレーコロッケなど、市になじみのあるグルメが盛りだくさん。100食限定で販売されました。

▽マルシェ
『KARASUYAMARCHE(カラスヤマルシェ)produced　by　TANOKURA100人展』
栃木県をはじめ、茨城県、福島県でも大盛況のマルシェが本市で初開催。アクセサリーやクラフト雑貨など各ブースでは「100」にまつわるグッズが並びました。

▽PRブース
『JR東日本ブース(こども駅長制服体験)』
子どもたちは駅長の制服を着て、アキュムを背景に記念撮影を楽しんでいました。

『自衛隊ブース(車両展示、こども迷彩服試着体験他)』
自衛隊車両の展示や迷彩服試着体験を開催。現役自衛隊員との交流もありました。

『マロニエメイツによる苗木配布』
緑化推進活動のため、マロニエメイツの落合葉月さんからブルーベリーの苗木350本が無料配布されました。

▽ノベルティ
『ノベルティ(列車カード)配布』
列車カード4種を各限定1,000枚配布。烏山駅前広場では夏・冬バージョンの2種を配布しました。

▽抽選会
『からせん巡りデジタルスタンプラリー』
市内11か所のスタンプスポットを巡ってコンプリートすると抽選会に参加でき、参加者は市の特産品などをゲットしていました。

▽冠事業
『着物で記念イベント巡り』
街に賑わいを興す会では、烏山駅前広場のイベントや商工会まつりを着物で散策する企画を開催。参加者は色とりどりの思い出の着物を着てイベントを楽しんでいました。

◆ほかにも!市内各地で様々なイベントが同日開催
▽冠事業『烏山城跡史跡指定記念イベント』
午前には烏山城跡見学会が行われ、市内外から80人が参加しました。市教育委員会学芸員によるガイドのもと、初級編と中級編に分かれて登城にチャレンジしました。参加者は烏山城の歴史を肌に感じながら、解説に聞き入っていました。
午後には烏山公民館を会場に記念講演会が開かれ、市内外から113人が参加しました。テーマは烏山城跡調査整備指導委員の浅野晴樹氏による「烏山城跡と城下町の成り立ち」や帝塚山大学非常勤講師の渡辺康代氏による「烏山城下における付祭りの変化」。専門的な内容に参加者は興味深く聞いていました。

▽冠事業『商工会まつり』
山あげ会館を会場に、商工会まつりが開かれました。
当日はステージイベントのほか、ミニアキュム乗車体験や様々な模擬店が設けられ、家族連れなど多くの人でにぎわいました。また、午後1時からは会場で列車カードの春・秋バージョンの2種が配布されました。

◆JR烏山線開業100周年記念冠事業
JR烏山線開業100周年を市民の皆さんと一緒に盛り上げるため、市では冠を使用したイベントや事業を募集しています。ここでは、これまでに実施されたイベント、事業を紹介します。
今後も記念事業が実施されますので、ぜひ、ご参加ください。

▽第2回なすから健康ウォーキング
いちご一会とちぎ国体のレガシーとJR烏山線開業100周年記念事業として10月1日(日)に開催。3歳～91歳と幅広い年齢層の参加者139人が8.6kmを歩き、烏山線に関するワードラリーや那須烏山の自然を楽しみました。最高齢の91歳で参加した烏山出身の吉澤茂雄さん(宇都宮市)は、山道を含むコースを見事に踏破しました。

▽第44回南那須川柳大会
南那須川柳会(篠﨑酔月会長)が10月7日(土)に保健福祉センターで4年ぶりに開催。市内外から52人が参加しました。今回はJR烏山線開業100周年を記念し、その場で出される席題には烏山線にちなんだ「烏」と「山」が出題されました。

▽那珂川清流鉄道保存会キハ40形車両展示
歴史的価値のある鉄道車両を保存する「那珂川清流鉄道保存会」が、鉄道の日とJR烏山線開業100周年を記念し、同会が保存する「キハ40形」車両を10月14日(土)限定でエンジンをかけて展示しました。かつて烏山線を走っていた懐かしい姿とディーゼルエンジンの音がよみがえりました。