『自分の経験を活かして社会貢献』
髙徳 年子さん
市内でマジックを披露する団体「マジカル烏山」代表の髙徳さんは、「コロナ禍で楽しい催し物がない中で、みんなに楽しんでもらえることはないか」という思いから、市内のマジック経験者たちとマジカル烏山を結成しました。10月8日(日)には、南那須公民館で初のマジックショーを開催。来場者は100人を超える大盛況で、髙徳さんは「みんな喜んでくれてよかった。初回から手ごたえばっちり」と笑顔を見せました。
髙徳さんがマジックを始めたのは8年前。民生委員・児童委員や生涯学習指導員などを務めた後、自分の趣味を広げたいとシルバー大学校に通い、マジッククラブに所属したことがきっかけだそうです。シルバー大学校では絵画も習い、その経験を活かして「龍彩会(りゅうさいかい)」という絵画サークルを主催するほか、小学校で絵画教室を開くなど多才ぶりを発揮しています。
髙徳さんは「いつもたくさんの人に囲まれて楽しく活動している。老いを感じている暇がない」と目を輝かせます。積極的な人柄から、所属する団体ではメンバーのまとめ役を担当することが多いそう。「自分の好きなこと、経験したことを地域に還元したい。頼りにされるうちは頑張りたい」と意気込みを語りました。
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