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市政情報・地域の情報(2)

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栃木県那須烏山市

◆1561柱の英霊に献花 平和願い戦没者追悼式を開催
日清・日露戦争から第二次世界大戦までの戦火で尊い命を失った戦没者を追悼する「戦没者追悼式」が10月13日(金)、南那須公民館で開かれ、地域住民など85人が参列し、黙とうを捧げました。
追悼式では、川俣純子市長が式辞を述べたほか、鈴木定男市遺族会長と渋井由放市議会議長が哀悼の言葉を述べました。また、当日は献花も行われ、主催者や来賓のほか、遺族会員54人が1561柱の英霊に平和を願い白菊を捧げました。

◆シルバー人材センターの奉仕作業 環境美化に汗を流す
市シルバー人材センター(澤村俊夫理事長)では、10月14日(土)、公共施設の奉仕作業を行いました。
作業は、10月のシルバー事業普及啓発月間に合わせ、地域貢献に寄与すると共に当センターの活動をPRし、利用向上と会員増加を図ろうと毎年実施しているもの。当日は、爽やかな秋空の下、約80人の会員が3時間にわたり、南那須公民館から南那須庁舎までの約600mで除草や芝刈り、植木せん定などに汗を流しました。その後、会員らは作業時の事故防止講習に参加しました。

◆大野治樹さんがサッカーで「ねんりんピック」に出場
第14回栃木県シニアサッカー選手権大会で、大野治樹さん(大桶)が所属する栃木大昭サッカークラブが優秀な成績を収め、10月28日(土)~31日(火)に愛媛県で開催された「ねんりんピック愛顔のえひめ2023」に出場しました。
大会前の取材で大野さんは、「自分だけでなく相手にもけがをさせないように、全国の人たちとサッカーを通して楽しく交流したい。そのうえで勝利を目指していけたら」と意気込みを語りました。

◆地域全体で災害に備えるため 4年ぶりに大桶下地区で防災訓練
大桶下自主防災会(石川法生会長)による防災訓練が、10月22日(日)、大桶下公民館で開かれ、地域住民約50人が参加しました。
訓練では、南那須地区広域行政事務組合消防本部の協力により、起震車による地震体験や煙体験、AEDを活用した心肺蘇生法を学んだほか、地元消防団協力のもと、各種体験や炊き出しなども行われました。また、宮城県薬剤師会相談役の丹野佳郎さんや消防署員、地元駐在所警察官を講師に迎え、東日本大震災での経験をもとにした災害対策の講話が行われました。

◆地域住民に脈々と受け継がれる 宮原と熊田で伝統の舞披露
▽宮原八幡宮観世流太々神楽
市指定無形民俗文化財の「宮原八幡宮観世流太々神楽」が9月24日(日)に落石釣堀で披露されました。
この太々神楽は、宮原八幡宮祠斎藤松寿氏が伊勢神宮の権禰宜(ごんねぎ)を勤めた後、明治17年に神楽の面や口伝などを携えて帰郷し、斎藤主膳を師匠として伝承したのが始まりとされています。約10年前からは宮原の敬老会などで披露されてきましたが、コロナ禍で中止となり今回4年ぶりの披露となりました。

▽熊田太々神楽
市指定無形民俗文化財の「熊田太々神楽」が10月15日(日)に熊田西公民館で披露されました。
この太々神楽は、明治12年に斎藤継定神宮と熊田素菊神宮が習得した舞を熊田の有志に教えたのが始まりとされ、現在は熊田太々神楽保存会を中心に口伝で技術を伝承しています。熊田太々神楽もコロナ禍で中止となりましたが、4年ぶりに地域住民の前で総禮(そうれい)舞や榊(さかき)舞などが披露されました。

◆若い感性で芸術の秋彩る 中学校で文化祭
10月7(土)に南那須中で、10月8日(日)に烏山中で文化祭が行われました。
南那須中では、今年のスローガンを「共創」とし、合唱コンクールや英語スピーチ、少年の主張、広島平和記念式典参加報告、3年生によるダンス、吹奏楽などが披露され、生徒一人ひとりがステージで躍動していました。
烏山中では、合唱コンクールや文化部成果発表が行われました。弁論発表や広島平和記念式典派遣事業報告のほか、郷土芸能部、吹奏楽部、合唱部、科学部による発表が行われ、堂々とした立派な生徒の姿が見られました。
両中学校とも合唱コンクールでは、どのクラスも日ごろの練習の成果を発揮し、素敵な歌声を披露。美しいハーモニーで参加した保護者などを魅了していました。
芸術の秋を中学生の若々しい感性で彩った、連帯感と個性が光る文化祭でした。

◆和久さん、大貫さん100歳おめでとうございます
和久キミ子さん(上境)が9月8日(金)に、大貫榮子さん(小原沢)が9月28日(木)に満100歳の誕生日を迎え、市から記念品が贈られました。

長年、縫製の仕事をしていた和久さん。その腕前はお墨付きで、親戚のお子さんの学生服を手作りしたこともあるそう。90歳を過ぎても、上手に縫製ができたそうです。また、しょっぱい食べ物が好きで、よく白ごはんに醤油を回しかけて食べていたそうです。
入所する介護施設では100歳のお祝い会が開かれ、「皆さんにお祝いしてもらってうれしい」と笑顔を見せた和久さん。当日用意されたケーキのろうそくをすべて吹き消すことができたそうです。

本や新聞を読むことが好きな大貫さん。また、歴史好きでもあり、熱心に勉強していたそうです。子育てが一段落してから、学校給食を作る仕事をしていた大貫さんは、食べることも大好きで、特に「麦飯」がお気に入りとのことです。
長生きの秘訣は「人を好き嫌いせず、悪く言わないこと」だそうで、ご家族から見ても、たくさんの人に好かれているという大貫さん。「ずいぶん長生きできた。慶賀に堪えない」と100歳を迎えた喜びを語りました。

◆関係人口創出に向けて おためし地域おこし協力隊実施
本市の地域おこし協力隊の武田隊員と長岡隊員らが、9月16(土)~18日(月・祝)の2泊3日で移住体験プログラム「おためし地域おこし協力隊」を実施しました。
おためし地域おこし協力隊は、首都圏などの若者に実際に本市を訪れてもらい、地域の魅力を体験してもらうことで、地域おこし協力隊の採用や関係人口の創出につなげることを目的としています。初開催の今回は、神奈川県や宇都宮市から20代の女性3名が参加。市内を散策しながら地域の魅力に触れたほか、ワークショップで地域課題の解決に向けた取り組みの勉強会を行い、最終日には成果発表として川俣純子市長にプレゼンをしました。
武田隊員と長岡隊員は、市内の案内や現役の地域おこし協力隊として質問に答えるなど、参加者を手厚くサポート。参加者からは、「今後も那須烏山市に足を運び、関係人口として関わっていきたい」などの声が聞かれました。地域おこし協力隊の活動は、市ホームページなどで紹介しています。

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