文字サイズ
自治体の皆さまへ

地域の情報(1)

5/17

栃木県那須烏山市

◆烏山高校の生徒が「烏山の山あげ行事」を体験
5月28日(日)に山あげ会館前で、県立烏山高校が行う地域課題解決型キャリア教育「烏山学」の一環として、ユネスコ無形文化遺産「烏山の山あげ行事」の体験学習を行い、1年生108人が参加しました。
当日は、生徒たちが今年の「烏山の山あげ行事」の当番町「金井町若衆団」から指導を受けながら、舞台背景である「前山」をあげたほか、山の制作体験の和紙の貼り付け作業を行いました。また、山あげ保存会芸能部会の協力で、「鳴物(なりもの)」や常磐津で使用される三味線などの楽器、衣装に触れる芸能体験も行われ、生徒たちはこの日の様々な体験をとおして山あげの伝統を学んでいました。
体験に参加した古森大雅さん(大田原市)は、「木頭役で拍子木を鳴らした。目の前で山があがるのを見て、映像とは迫力が全く違うのを感じた。高校を卒業したら若衆に入ってみたい」と体験を振り返りました。

◆中村勝之さんがはりか山を鮮やかに描く
今年の「烏山の山あげ行事」の舞台背景となるはりか山の絵描きを、中村勝之さん(中央1丁目)が担当しています。現在は、大山の絵描きの仕上げの段階で、今後は、前山と道具類の絵描きをしていく予定だそうです。
山の絵描きを始めて20年以上になる中村さん。「今年の夏も暑くなると思うので、見た人に涼んでもらえるよう、山に流れる滝を多めに描いている。観客にきれいだと言ってもらえるのがやりがい」と山の絵描きへの思いを語りました。

◆烏山高生が和紙すきを体験 自身の卒業証書を手作り
6月19日(月)、県立烏山高校3年生が「烏山学」の一環で、小原沢の福田製紙所「和紙の里」で紙すきを体験しました。これは同校独自の取り組みで、本市特産の烏山和紙を使い、自身の卒業証書を制作するもの。生徒たちは、同製紙所の福田博子代表らから指導を受けながら、和紙をすく道具「すき桁」で液状の紙料をすくいあげ、紙料が平らになるように力いっぱい振って和紙の卒業証書づくりに取り組みました。
川上颯大さん(上川井)は、「すき桁は思ったよりも重くて難しかったが、どんなものができあがるのか楽しみ。また体験したい」と話していました。

◆6月1日は「牛乳の日」市内酪農家らが牛乳消費をPR
栃木県酪農青年女性会議の興野礼子副委員長らが牛乳の消費拡大を呼びかけるため、6月1日(木)の「牛乳の日」に川俣純子市長を訪問しました。
栃木県は本州第1位の生乳生産県であり、中でも本市は県央地域で酪農が盛んな地域です。市長訪問後は、市役所烏山庁舎で来庁者にPRチラシなどを配布し、牛乳の消費拡大を呼びかけました。
興野副委員長は、「牛乳の産地として那須烏山市が素晴らしいことをアピールしていきたい」と力強く語りました。

◆烏山小創立150周年を記念して 中村彰太郎さんが寄附
5月30日(火)、中村彰太郎さん(中央1丁目)が烏山小学校創立150周年記念事業実行委員会(萩原紀夫会長)に、図書整備費として100万円を寄附しました。
母校の創立150周年の役に立ちたい思いから寄附したという中村さんは、「小学生は国語の力を身につけるために大切な時期なので、本に親しんでほしい」と語りました。寄附を受けた萩原会長は、「いただいた寄附は、子どもたちの将来のために活かしていきたい」と応えました。

◆荒川南部地域保全会とJR社員がひまわりの種まき作業
6月19日(月)、荒川南部地域保全会(山田清会長)が猿久保田んぼ公園や小塙駅周辺の約90アールの畑でひまわりの種まきを行いました。これは同会が環境保全のため行っているもので、毎年夏には一面にひまわりの花が咲き誇ります。今年は、JR烏山線開業100周年を記念してJR東日本宇都宮運輸区の社員8人も参加し、合計20人で種まきに汗を流しました。
山田会長は、「烏山線に乗って、ひまわり畑を見に来てほしい。これからも地域の環境保全活動を続けたい」と話していました。

◆南那須地域医療を守る会が講演会や寸劇を企画
6月18日(日)、南那須地域医療を守る会(本間真二郎代表)が企画した講演会と寸劇が烏山公民館で行われ、地域住民など約50人が参加しました。講演会では、那須南病院の宮澤保春院長が、コロナ診療を通じて感じた課題やその対応、感染予防のためのポイントなどを話しました。講演会後には、栃木県消費生活リーダー連絡協議会那須烏山支部による寸劇「頑張らないで認知症の介護」も行われました。
また同会では、7月2日(日)に恒例の那須南病院周辺の清掃活動を行い、会員などが協力しながらごみ拾いや草刈りなどを行いました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU