まちかど*リポート

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「生涯野球」で、はつらつプレー

滝田　正さん

市内のシニア野球チーム「烏山スネークス」の代表を務める滝田さんは、84歳の今でも現役の野球選手です。ポジションはピッチャー、打順は4番、そしてチームの監督も務める鉄人ぶり。74年の活動歴の中では、栃木県の選抜選手として古希の全国大会に2回、傘寿の関東大会に5回出場したそうです。
滝田さんが57年前に設立した烏山スネークスは、現在18人が在籍し、平均年齢は82歳。滝田さんは、「チームみんな野球が好きで、和気あいあいと練習している。団体競技で大切なのは『みんなでやろう』という気持ち。勝てたときの喜びを分かち合えることが楽しい」と話します。
チームの代表以外にも、10年以上前から北関東や東日本のシニアチームを本市に招く大会の企画をしており、チームの設立や試合の企画など、野球をとおして人脈を広げることができたそうです。
昨年9月には、関東各県の選抜選手で構成されたチームが出場する「関東傘寿軟式野球大会」に地域の単独チームとして出場というこの大会初の快挙を果たした烏山スネークス。滝田さんは、「大切な仲間とこの先も野球を続け、全員が米寿のチームを作りたい。自分もピッチャーとして投げ続けることが目標」と仲間との生涯野球への思いを語りました。