令和5年度の決算 一般会計歳出総額は約132億円(前年度約124億円)

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令和5年度の決算がまとまりましたので、その概要をお知らせします。

◆歳入
決算額は、140億6,412万8,894円となり、令和4年度決算と比較すると、7億7,792万6,115円(5.9%)の増額となりました。主な要因は地方交付税の増加や、なすからこども園整備・緑地運動公園LED照明整備など、大規模な建設事業に係る市債の増加によるものです。

◆歳出
決算額は、131億8,357万5,679円となり、令和4年度決算と比較すると、8億1,668万5,905円(6.6%)の増額となりました。主な要因は基金積立額の増加や物価高騰に伴う低所得世帯支援給付金事業の増加のほか、大規模な建設事業の実施によるものです。
なお、令和5年度は、JR烏山線開業100周年イベントをはじめとしたJR烏山線利用促進事業の実施、市税キャッシュレス納付の導入、なすから赤ちゃん応援券の交付、こども医療助成費の拡大、なすからこども園の整備、パイプハウス補助等の園芸振興、大桶運動公園駐車場整備、緑地運動公園LED照明整備、保育園副食費・学校給食費への助成、PayPayを活用したキャッシュレス決済推進などに取り組みました。

◆市民1人あたりに使われたお金
人口　23,839人(令和6年4月1日現在の住民基本台帳人口)

▽一般会計合計
131億8,357万6千円
553,026円/人

▽議会費
1億2,426万8千円
5,213円/人
議会運営のために

▽総務費
19億5,159万7千円
81,866円/人
総合運営のために

▽民生費
44億2,668万円
185,691円/人
福祉のために

▽衛生費
14億4,465万1千円
60,600円/人
健康診断、予防接種、ごみの回収処理のために

▽農林水産業費
3億7,324万5千円
15,657円/人
農業振興、農地保全のために

▽商工費
4億3,257万6千円
18,146円/人
商工業の育成、観光事業推進のために

▽土木費
12億413万6千円
50,511円/人
道路・橋りょう・公園の整備、管理のために

▽消防費
6億1,951万6千円
25,987円/人
消防、防災のために

▽教育費
12億949万2千円
50,736円/人
義務教育・生涯学習の推進、スポーツ振興のために

▽公債費
13億8,083万6千円
57,923円/人
借入金の返済のために

▽その他
1,657万9千円
695円/人
労働費、災害復旧費など

・JR烏山線開業100周年記念イベント開催
・なすからこども園整備
・大桶運動公園駐車場整備
・市税キャッシュレス納付の導入
・道路整備(向田落合線落合橋)
・栃木県操法大会出場(7-4大金・東原・小河原・高瀬)
・緑地運動公園LED照明整備

◆那須烏山市の健全化判断比率と資金不足比率～健全化判断比率・資金不足比率ってなあに?～
地方公共団体の財政の健全化に関する法律により、財政の健全化を判断する4つの指標と資金不足比率の公表が義務付けられたものです。令和5年度決算に基づく算定の結果は表のとおりです。いずれの比率も国の基準値以下であり、健全団体に該当しました。