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≪特集≫冬を安全・健康に過ごそう!(2)

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栃木県那須烏山市

【暖房器具による事故・火災にもご注意を!】

◆特に注意!着衣着火事故
着衣着火とは、ガスコンロの火や暖房器具の熱源などが衣服に着火し、燃え上がる現象のことです。

▽事故を防ぐポイント
・燃えやすい素材や形状の服を避ける。
・燃えにくい素材のエプロンなどを使用する。

○着衣着火が起きたときの対処法
脱ぐ・叩く・水をかけるなどして早急に消火しましょう。やけどをした場合はすぐに水で冷やし、医療機関を受診してください。

◆たき火や枯れ草焼きは火災の危険が!
[市内では過去5年間の11月~2月に計14件の火災が発生しました!]
市内では例年、冬の時期に「たき火」や「枯れ草焼き」による火災が増える傾向にあり、過去には、枯れ草を燃やしていたところ衣類に火が燃え移った火災も発生しています。なお、廃棄物の野外焼却は廃棄物処理法により一部の場合を除いて禁止されていますので、行わないでください。
※消防署への「火災とまぎらわしい煙又は火災を発するおそれのある行為の届出書」は、焼却行為を事前に確認するために届け出をするもので、廃棄物処理法の焼却行為の許可を得たことにはなりません。

◆Interview『火災予防の徹底・災害への十分な備えを』
これから寒さが厳しくなり、ストーブなどの暖房器具を使用する機会が多くなりますので、暖房器具の取り扱いに注意し、火災予防を徹底しましょう。また、年末年始にかけて放火や不審火による火災も多くなりますので、家の周辺を整理整頓し、燃えやすいものや灯油など危険なものを置かないようにしましょう。
最後に、近年、地震をはじめ台風などによる大規模災害が発生しています。災害はいつ発生するか分かりません。備蓄品や持出品を備えたり、避難経路を確認したりするなど、各家庭において日頃から防災対策をお願いします。
-那須烏山消防署長 阿久津 善夫さん

◆暖房器具を安全に使う7つのポイント
○POINT1 使用前に必ず点検
その年の使い始める前には、必ず清掃を行い、取扱説明書に従って点検をしましょう。

○POINT2 不良灯油は使用しない
昨年から持ち越した灯油や日当たりの良い場所に保管した灯油などは、暖房器具を損傷したり、異常燃焼を起こしたりするおそれがあります。

○POINT3 洗濯物を周囲や上方に干さない
万が一衣類が落ちた場合、火災の原因になるおそれがあります。

○POINT4 燃えやすいものの近くで使用しない
カーテンや布団などの近くで使わないようにしましょう。また、ストーブの近くでスプレー缶の使用やガス抜きをするのも危険です。

○POINT5 使用中は定期的な換気を
石油ストーブや石油ファンヒーターを締め切った部屋で長時間使用すると、不完全燃焼による一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

○POINT6 給油は消火したことを確認してから
火が消えたことを確かめてから給油しましょう。また、給油キャップは確実に締めましょう。

○POINT7 就寝時や外出時は必ず消火
就寝時や外出時は、暖房器具の電源を切りましょう。また、長時間使用しないときはコンセントを抜きましょう。

【ちょいトレ!家の中でできるストレッチ運動】
寒い季節は、外出する機会が減ったり、体を動かすことが億劫になったりと運動不足で体が凝り固まってしまいがちです。
ストレッチ運動は、凝り固まった体をほぐすだけでなく、血行を良くして体をあたためたり、体をリラックスさせたりすることにも効果的!家の中で簡単にできるストレッチ運動を、無理のない範囲で実践して、寒い冬を乗り切りましょう。

◆運動するときのポイント
・痛みのない、気持ちの良い範囲で伸ばしましょう。
・伸ばしている部位を意識しましょう。
・各種目10秒程度伸ばしましょう。

1.肩回し・肩後ろ伸ばし
肘で円を描くように肩を回す。
胸の前で腕をクロスし、腕を胸に引き付ける。

2.背伸び・体側伸ばし
体の前で手を組み、腕に耳をつけて上に伸ばす。
左右の体側も伸ばす。

3.背中伸ばし
体の前で手を組み、できるだけ手を前に伸ばし、背中は後ろに引く。
[Point!]手と肩は同じ高さで

4.胸伸ばし
椅子の背もたれに寄りかかりながら肩を後ろに引く。
[Point!]頭は後ろに倒さない

5.もも前・もも裏伸ばし
かかとをお尻にゆっくり引き上げる。
つま先を上に向け、上体を前に倒す。
[Point!]掴む部分はズボンの裾でもOK

6.ふくらはぎ伸ばし
片足を一歩後ろに引き、かかとをつけたまま前の足を曲げる。
[Point!]後ろ足のつま先は真っ直ぐ前に

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