『ふるさとにかける熱い思い』
ピザ職人
沢村 卓さん
県内のイタリア料理店で腕を磨いていた沢村さんは、「ふるさとを元気づけたい」という想いから一念発起。料理人として「武器」となる技術を身に付けるため、上京して「ナポリピザ」を学び、令和4年、中央にピッツェリア「モンテ・コルヴォ」をオープンしました。
この食材でどんなピザをつくろうか―。地元でとれた食材で、地元の人に喜ばれる料理を作ろうと、沢村さんは日々、メニューの研究に力を入れています。また、子ども向けに開いているピザ作り教室では、子どもらしい斬新な具材の組み合わせから、アイデアをもらうこともあるそうです。「ピザ作りをとおして、子どもたちにレストランが楽しい場所だということを知ってもらいたい。大人になったときにこの体験を思い出して、ふるさとのことを考えてくれたら」と優しい表情を見せます。
「目指すのは、気軽に立ち寄れる『まちのピザ屋さん』。イベントの企画など自分にできることで地元を元気づけ、次の世代につないでいきたい」と熱い思いを抱く沢村さん。自分の店を構えた先にある、ふるさとを元気にしたいという目標に向かって、沢村さんの挑戦は続きます。
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