≪特集≫デジタル技術でだれもがもっと便利に 市DX推進計画を策定しました(1)

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皆さんDX(ディーエックス)って知っていますか?DXは、デジタル技術を活用することで私たちの暮らしをもっと便利にすることを指し、よりよい未来をつくるための重要な取り組みです。
今回は、3月に策定した「那須烏山市DX推進計画」や、4月から市役所窓口で始まったキャッシュレス決済について、私たちの生活に関わるDXの取り組みを紹介します。

◆そもそもDXって何?
DXとは、デジタルトランスフォーメーションの略で、デジタル技術を活用することで仕事や社会、暮らしが便利に変革していくという考え方のことです。仕事の面では、オンライン会議やテレワーク、生成AI(学習データをもとに新たなデータを生成する人工知能)などの活用が急速に広まり、また、暮らしの面では、オンラインショッピングやキャッシュレス決済、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が日常生活の中で利用されるなど、様々なデジタル技術の活用が私たちの生活に変化をもたらしています。デジタル化の推進にあたっては、誰一人取り残されることが無いよう、デジタル機器に不慣れな人でも利用できるサービスの提供など、すべての人がデジタルの恩恵を受けられる仕組みづくりが重要となります。

◆市ではどんなDXに取り組むの?
市では、平成30年3月に「地域情報化計画3.」を策定し、ICT技術(情報通信技術)を活用した市民生活の利便性向上や安全安心の確保に向けた情報化に取り組んできたところですが、更なる市民の利便性向上や、将来にわたる安定的な市政運営の実現を目指し、令和6年3月に「DX推進計画」を策定しました。
具体的な取り組みとして、窓口業務のデジタル化やスマートフォンなどを活用した情報発信の推進、デジタルを活用できる人材の育成、子どもたちへの情報教育の充実など、デジタルを最大限活用しながら市民視点で行財政改革を進め、持続可能なまちを創り上げていきます。
※計画について詳しくは、4・5ページで紹介します。

◆DXで手続きが便利に
▽市役所窓口で「キャッシュレス決済」始めました
市では、4月から市民課(烏山庁舎・南那須庁舎)と税務課(烏山庁舎)で証明書などを発行した際の手数料について、PayPayとLINE　Payによるキャッシュレス決済が可能となりました。ぜひ、積極的にご利用ください。
なお、領収書は発行されません。アプリの通信料などは利用者負担となりますのでご注意ください。
※キャッシュレス決済の対象は、市民課と税務課で取り扱う手数料のみです。これ以外の公金の取り扱いはしていません。

『対象となる手数料』
・住民票の写し
・戸籍謄本、抄本
・印鑑登録証明書
・税証明手数料　など

『事前に準備するもの』
・スマートフォン
・PayPayやLINE　Payのアプリ

(1)ホーム画面の「スキャン」を選択
(2)窓口に置かれたQRコードを読み取る
(3)支払う金額を「次へ」を選択
(4)市職員が画面を確認したら「支払う」を選択
(5)支払い完了

▽コンビニで証明書を取得できます
マイナンバーカードを利用して、全国のコンビニエンスストアで、対象の証明書を取得できます。市役所窓口で取得するよりも安い手数料で、平日休日問わず、午前6時30分～午後11時(年末年始などを除く)に取得することができます。ぜひ、ご利用ください。
窓口では1通300円ですが、コンビニでは1通200円で取得できます!

『対象となる証明書』
・住民票の写し
・印鑑登録証明書
・課税証明書
・住民税決定証明書
・所得証明書　など

『事前に準備するもの』
・マイナンバーカード
・数字4桁の暗証番号

(1)マイナンバーカードを持ってコンビニエンスストアへ
マイナンバーカードの利用には4桁の暗証番号が必要です。
事前に確認しておいてください。

(2)コンビニ内のマルチコピー機を操作し「行政サービス」→「証明書交付」を選択する
コンビニによって若干操作が異なります。店頭でご確認ください。

(3)マイナンバーカードを読み取り部にかざし、4桁の暗証番号を入力する
4桁の暗証番号の入力が必要です。
また、電子証明書の機能が失効している場合は使用できません。

(4)必要な証明書を選択し、部数等を選択する
住民票は、表示させる項目を選べます。必要に応じて選択してください。

(5)手数料の支払いをする
請求金額が表示されますので、マルチコピー機に入金してください。

(6)マルチコピー機から証明書が出力される
マイナンバーカード、証明書の取り忘れがないようにご注意ください。