『出会いが導いたコーヒーの道』
堀江 寛子さん
市内で「ひだまりコーヒーハウス」を営む堀江さん。自家焙煎にこだわったコーヒーを提供しています。長年、市外で作業療法士としてリハビリ関係の仕事をしていましたが、次第に「他の人生も歩んでみたい」と考えるように。そんなタイミングに偶然、美味しいコーヒーに出会い、人生の転機を迎えた堀江さんは、「以前はコーヒーが苦手だったが、その美味しさを知って、コーヒー屋になりたいと思った。コーヒーに携わる人達がとても魅力的で、彼らに背中を押してもらい、自分の店を持つという夢が現実になっていった」と当時を振り返ります。
県内のカフェで豆の焙煎などを学んだ堀江さんは、地元の人がゆっくりとくつろげる場所をつくりたいと、ふるさとである本市にカフェを開店。それから、堀江さん自身も市内の飲食店などを巡るようになり、自分の店のお客さんに他のお店を紹介することも増えたそうで、「市外から来たお客さんにも、この市のことを知ってもらいたい。自分のお店だけでなく、まち全体を盛り上げていきたい」と話します。
「目標はおばあちゃんになってもカフェを続けること」と笑顔を見せる堀江さん。こだわりの一杯とほっと落ち着ける空間が、訪れた人を癒しています。
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