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能登半島地震被災地へ職員派遣 活動報告会を実施しました

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栃木県那須烏山市

市では、国などからの派遣依頼を受け、1月~3月にかけて市職員8名を能登半島地震で被災した石川県へ派遣しました。
2月28日(水)、4月10日(水)にそれぞれ活動報告会を実施しましたので、業務内容別に紹介します。
※所属は派遣当時のものです。

◆避難所運営支援
所属・氏名:総務課 伊藤大道主査
派遣場所:石川県穴水町
派遣期間:2月15日(木)~19日(月)
所感:日勤と夜勤を交代制で、自衛隊や各種ボランティアなどの来客対応のほか、簡易シャワーの管理などを行った。日勤と夜勤の引継ぎはノートを用いて行い、マニュアルも適宜更新していった。避難所には、新型コロナウイルス感染症の患者などがいた。患者と居住スペースは分けられても生活動線までは分けられないため、避難所開設前に感染症対策を考えておくことが必要だと感じた。

◆住家被害認定調査
所属・氏名:都市建設課 平野祐太郎主査
派遣場所:石川県穴水町
派遣期間:2月1日(木)~8日(木)
所感:実際に3人体制で住家の外観(建物の傾きや屋根、外壁)から被害具合を確認し、班員と協議し、被害割合を評価した。1日あたり十数軒住宅をまわり、1週間で約100軒を調査した。調査の入力・管理にはタブレット端末を用い、被害割合を入力すると、自動で被害判定された。今回の調査のやり方などを参考にし、本市でも被害があった際に同様に実施できるよう検討する必要があると感じた。

◆応急給水活動
所属・氏名:上下水道課 髙瀨浩明係長・上下水道課 塩野淳主査
派遣場所:石川県輪島市
派遣期間:1月30日(火)~2月5日(月)
所感:本市が所有する圧送ポンプ付き給水タンクをトラックに積載し、輪島市に向かった。輪島浄水場で飲料水を自車の給水タンクに補給した後、避難所の小学校に設置してある仮設給水タンク2台に補給。随時、浄水場と小学校を往復して作業を行った。本市と輪島市は人口規模が同程度であるため、市全域に及ぶ大規模断水を想定し、本市が他市町から支援を受ける仕組みについても考えておく必要があると感じた。

◆避難所健康支援
所属・氏名:健康福祉課 海老原朋子保健師主幹
派遣場所:石川県金沢市
派遣期間:3月18日(月)~24日(日)
所感:要介護者や高齢者など支援が必要な人がホテルや福祉施設などの2次避難所先の調整がつくまで待機する「1.5次避難所」の健康支援業務に従事した。避難者の健康観察(血圧測定、服薬確認)や看護師、介護士など各支援チームとの調整を行った。避難所生活の長期化は、自立度を低下させてしまう恐れがあると感じたため、避難所を出た後の生活を意識し、フレイル予防や介護予防のための支援を行う必要があると感じた。

※上記のほかにも、被災地へ職員を派遣しました。従事内容が重複するため、派遣期間と氏名のみ紹介します。

●応急給水活動
2月29日(木)~3月6日(水)上下水道課 村山和義課長補佐、樋山雄大主任

●避難所運営支援
3月4日(月)~9日(土)まちづくり課 鈴木啓吾主事

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