◆人権擁護委員の日に合わせ 市内各地で人権啓発活動
6月1日(土)の「人権擁護委員の日」に併せ、宇都宮人権擁護委員那須烏山支部会(堀江功一部会長)が市内各地で人権啓発活動を行いました。
6月3日(月)には、市役所烏山庁舎で特設人権相談所を開設したほか、市内のスーパー2店舗で人権街頭啓発が行われ、委員8人が買い物客に人権啓発グッズを配布しました。
6月13日(木)には、南那須中で人権講話が行われ、鈴木弘委員が「人権を守ることの大切さ」や「多様性を認め合う社会」などについて話しました。
6月14日(金)には、烏山小で人権の花贈呈式が行われ、同支部会から同校にマリーゴールドなどの苗約120株が贈られました。当日は、人権擁護委員4人が同校を訪れ、代表児童4人に花の苗を手渡しました。贈呈式で堀江部会長は、「花を育てることは、優しい心も育む。みんなで協力してきれいな花を咲かせてほしい」とあいさつ。同校6年の石原りみさん(中央2丁目)は、「大切に花を育てていきたい」と話しました。
◆空手道で小・中学生が活躍
▽県大会優勝!中学生団体が全国の舞台へ
白堊(はくあ)(会空手道所属で烏山中3年の小森陽望さん(小原沢)と同校2年の大輪映奈さん・大輪咲奈さん姉妹(下境)が県予選で優勝し、8月20日(火)~22日(木)に大阪府で開かれる「第32回全国中学生空手道選手権大会」女子団体組手に出場します。また、3人は、7月開催の関東大会への出場も決まっています。
小森さんは「まずは初戦突破。一試合一試合を大切に勝ち進みたい」、大輪映奈さんは「大会までに技を練習し、試合で成果を発揮したい」、大輪咲奈さんは「県代表という自覚をもち一生懸命試合に挑みたい」と意気込みを語りました。
▽小学生3人が関東大会へ
白堊会空手道所属で烏山小4年の堤箸心愛さん(南1丁目)と同校3年の人見莉央奈さん・柚稀奈さん姉妹(南1丁目)が県予選を勝ち抜き、11月9日(土)~10日(日)に茨城県で開かれる「第13回関東少年少女空手道選手権大会」に出場します。
大会に向け提箸さんは「上段蹴り」、人見莉央奈さんは「中段突き」、人見柚稀奈さんは「上段突き」の練習を頑張りたいと力強く話してくれました。
◆地域課題解決型 キャリア教育 烏山学
▽烏山高1年生「烏山の山あげ行事」を体験
5月26日(日)に山あげ会館前などで、1年生115人が参加し、ユネスコ無形文化遺産「烏山の山あげ行事」の体験学習を行いました。
当日は、今年の山あげ祭の当番町「仲町」若衆から指導を受けながら、高さ約8メートルの野外歌舞伎の舞台背景「瀧山」の上げ下げなどを体験しました。また、烏山山あげ保存会芸能部会の協力で、舞踊や鳴物(なりもの)を体験したほか、奉納余興「戻橋」の踊りも見学。生徒たちは様々な体験をとおして山あげ行事の歴史と伝統を学びました。
▽烏山高3年生「卒業証書用の和紙すき」に挑戦
6月17日(月)に福田製紙所の和紙の里(小原沢)で、3年生が紙すきを体験しました。これは本市特産の烏山和紙で、自身の卒業証書を制作するもの。同製紙所の福田博子代表から紙すきの手順の説明を受けた後、水槽に入った液状の紙料を「すき桁」ですくい上げ、水平にゆすりながら紙をすく作業に取り組みました。前澤春佳さん(城東)は「すき桁が思ったよりも重く、すくい上げるのが難しかった。卒業証書を受け取るときが楽しみ」と話していました。
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