『リハビリで地域を元気に』
理学療法士 金枝 芳明さん
金枝さんは市内の病院で、座る・立つ・歩くといった基本動作に対してリハビリを行い、生活機能の回復を図る理学療法士として働いています。患者さんの生活背景を想像し、医師や看護師などと連携しながら、一人ひとりに合ったリハビリを行っているそうで、「自分たちのサポートで患者さんが徐々にできることが増え、元気になっていく姿を見ると自分事のように嬉しいし、やりがいにもつながる」と笑顔を見せます。
「病院内だけでなく、地域全体をリハビリで元気にしたい」という思いから、2年前に市内の病院や施設に勤めるリハビリ専門職のネットワーク組織「那須烏山市リハビリ専門職連携会」を結成した金枝さん。現在、12人の会員と定期的に情報を共有しながら活動しています。特に、働き世代の生活習慣病予防や高齢世代の介護予防のための運動指導に力を入れており、これまでに、ふれあいの里や市内の各種イベントなどで運動やストレッチ教室、介護指導などを開催してきました。
今後について金枝さんは「病院で患者さんをサポートすることはもちろん、積極的に地域に参入し、リハビリの専門知識を活かして皆さんの健康づくりに貢献したい」と意気込みを語りました。
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