まちかど*リポート

10／20

『地域の「子育て」をサポート』

髙田クミさん

髙田さんは、ひとり親家庭の生活の安定や自立に向けて、地域における支援活動に努める「那須烏山市ひとり親家庭福祉会」の会長を長年務めています。同会では、主にひとり親家庭の親子同士の交流を深めるレクリエーションの企画や、一時的な託児支援などに力を入れています。
髙田さんが、同会に所属したのは約25年前。自身もひとり親として奮闘していたとき、知人から子育ての悩みや苦悩などを相談できる場として紹介されたことがきっかけでした。事業に積極的に参加してきた髙田さんは、「この会に所属しなければ巡り合わなかった、悩みを打ち明けられる人との出会いに感謝している」と当時を振り返ります。
また、ひとり親家庭以外の子育てもサポートしたいという思いから、放課後児童支援員の資格を活かし、放課後児童クラブの職員も務めている髙田さん。「子どもたちとの触れ合いが楽しい。日々成長する姿を間近で見守れることがやりがいです」と笑顔を見せます。
これからも子育て家庭のサポートをしたいと話す髙田さんは、「この会の活動を特に若い人たちに知ってもらいたい。どんな小さな悩みでも気軽に相談してもらえるような、楽しい会を運営していきたい」と意気込みを語りました。