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令和6年度子ども議会 小・中学生が議員を体験!

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栃木県那須烏山市

市では、将来を担う子どもたちが市議会の仕組みや市の施策などに実際に触れることで、まちづくりに興味関心を持ってもらおうと、8月6日(火)、市議会議場で「令和6年度子ども議会」を開きました。
議場では、市内の小・中学校の児童・生徒14人が子ども議員として登壇し、緊張感が漂う中、市執行部に対して子どもならではの視点で質問をしました。
議長は中学生2人が交代で務め、烏山中3年の大野航駕さん(大桶)は、「議長をやってみて、議会全体をまとめる大変さを実感した。今回の経験を活かして、学校生活でもリーダーシップを発揮したい」、南那須中3年の大谷桃花さん(小河原)は、「あまり緊張せず、リラックスして議事を進行できた。議長を務めるうえで、話すスピードや丁寧な口調を意識した」と話していました。
参加者と質問内容は次のとおりです。(敬称略、質問順。質問内容は要約しています)

■南那須中3年 大谷桃花
高齢者の事故を防止するため、高齢者に対する自動車運転免許の自主返納をうながす取り組みについて伺う。

■江川小6年 川上昴
耕作放棄地を減らす対策はあるのか。また、耕作放棄地の利用方法について、太陽光パネルを考えたが、それ以外に市が推奨しているものはあるか。

■烏山中3年 青木優那
市営バスの運行について、運行範囲外の地域や高齢者が多い地域まで運行範囲の拡大を検討してはどうか。

■七合小6年 オネルあい茶
駅前に増えつつある空き家の管理や解消に向けた取り組みについて伺う。また、魅力あるまちづくりや駅前の活性化に向けた取り組みについて、今後の予定と計画を伺う。

■烏山中3年 遠藤匠
妊婦やその家族の体力的・時間的負担を軽減するために、市内に産婦人科が必要だと思うが、どう考えているか。

■烏山小6年 星優紗
市内に18歳未満の子どもが自由に利用できる児童館のような施設をつくるにはどのようなことが必要か。また、実現できる可能性はあるか。

■荒川小6年 大谷航史
子どもが参加しやすい総合型地域スポーツクラブと市の生涯スポーツへの取り組みについて伺う。

■烏山中3年 前沢梨花
市内の商業施設の減少に対して、今後どのような取り組みを行う予定か。また、新規商業施設の建設や誘致などの計画はあるのか。

■烏山小6年 吉田凪
空き家対策としてどのような取り組みをしているのか。また、今後増え続けると予想される空き家に対して、どのような手立てを講じる予定か。

■南那須中3年 小池俊輔
市内小・中学校の児童・生徒数の減少に対して、どのような見通しを持ち、どのように対処しようと考えているか。

■境小6年 佐藤一颯
障がい者や高齢者が暮らしやすい環境を整えてはどうか。また、障がい者や高齢者の活躍の場をつくり、地域の活性化をはかるのはどうか。

■南那須中3年 横山嘉宏
山あげ祭に関して、どのようなPR活動を行っているのか。また、観光業として、山あげ祭はどのような経済効果を生んでいるのか。

■荒川小6年 小池楓夏
担い手の減少や高齢化など農業生産を取り巻く環境は厳しさを増しているが、畜産に関わる若者を増やすための市の取り組みについて伺う。

■烏山中3年 大野航駕
地域発展と教育機会を確保するためにも烏山線の存続を支持しているが、赤字路線である烏山線を今後も存続させてくれるのか。

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