スピードと正確さが大事!!知られざる開票作業
投票所で投じた一票がどのように開票され、点検されるのかご存じですか?今回は、開票の流れを11月に実施した栃木県知事選挙を例に紹介します。
◆開票の流れ
(1)午後6時に投票所が閉鎖された後、市内12か所の投票所と前日までの期日前投票所から施錠された投票箱が、開票所(南那須公民館)に送り届けられ、午後8時から開票開始。
(2)開披係は、開披台の上で一斉に投票箱を開錠し、投票用紙をすべて出して、空になった投票箱を立会人が確認する。
(3)開披台に取り出された投票用紙を揃えた後、自動分類機を使って候補者別に仕分けし、枚数計算係へ。
(4)枚数計算係は、計数機を使って候補者別に100票束を作り、氏名確認係へ。
(5)氏名確認係は、束内に混入票や疑わしき票が無いかすべての票を目視で2回点検する(票の点検は自動分類機で1回、人の目で2回の合計3回行う)。
(6)自動分類機で候補者名が判読できない票などは無効分類係・疑問票係に回され、職員が有効・無効を審査する。
(7)分類が確定した票束は最後に結束し、再度枚数を確認した後、立会人と開票管理者が点検する。最後に、候補者ごとの得点票を計算し、開票結果を発表する。
皆さんが投じた一票を、迅速、かつ、正確に開票できるよう職員一丸となって作業しています。開票の様子は選挙人であれば見学できますので、興味がある人は、ぜひ、開票所へ足を運んでみてください。
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