◆決意を胸に新たな一歩を踏み出す
1月13日の「成人の日」を前に12日(日)、城山の凮月カントリー倶楽部で「令和7年那須烏山市はたちを祝う会」が開かれました。今回の「はたちを祝う会」の対象者は、平成16年4月2日から平成17年4月1日生まれの202人。このうち約8割に当たる152人が式典に出席しました。会場には、華やかな振袖や袴、スーツを身にまとった参加者たちが集まり、旧友との再会に笑顔を見せていました。
式典では、川俣純子市長が「これまで支えていただいた周りの方々への感謝と明るい未来への希望を胸に、力強く歩んでいってください」とあいさつ。続いて、青木敏久市議会議長、沼田邦彦県議会議員が祝辞を述べました。そして、参加者を代表して実行委員長の湯家谷怜央さんが「悩みや葛藤にぶつかり、もがきながらも、胸を張って『立派な大人になれた』と言えるように強く生きていきます」とあいさつしました。
◆手作りの記念行事が式を彩る
本市では、例年、20歳対象者の有志による実行委員会が、記念行事の企画や当日の運営を行っています。今年のテーマは「百花繚乱〜A single flower in full bloom〜」。一人ひとりが唯一無二の存在であり、これからを強く生きていこうという想(おも)いが込められています。実行委員会が動き始めたのは昨年8月。市が公募し、8人の実行委員が計7回会議を開き、共に20歳を迎える友のために準備を進めました。
式典後に行われた実行委員会主催の記念行事では、小・中学校時代を振り返る写真スライドショーや恩師からのビデオメッセージが披露され、参加者は当時を懐かしく思い出していました。また、○×クイズなども行われ、会場は終始盛り上がりを見せました。
記念行事が終わった後も、しばらくの間会場や駐車場周辺では、再会を懐かしむ参加者の姿が見られました。
◆20歳を迎えた皆さんに聞く!将来の夢・目標
・落合 紗愛さん(南1丁目出身)
技術者になりたい
・滝口 悠映政さん(志鳥出身)
ムキムキな強い人になりたい
・佐藤 亜依さん(野上出身)
看護教育者になりたい
・遠藤 修羅さん(鴻野山出身)
インテリアデザイナーになる
・中田 理玖さん(野上出身)
Bigな漢になる
・黒尾 日菜乃さん(上川井出身)
訪問看護師になって地域の役に立ちたい
・小澤 龍稀さん(小木須出身)
お客さんの最高を更新し続ける美容師
・伴 伊純さん(鴻野山出身)
無事に大学を卒業する
◆20年前へタイムスリップ!
はたちを祝う会参加者が生まれた平成16年度の出来事
▽大きなニュース
・イチローが大リーグの年間最多安打記録更新
・アテネ五輪で金メダル史上最多タイの16個
・新潟県中越地方で最大震度7の地震
・台風上陸史上最多の10個
▽流行語年間大賞
チョー気持ちいい(アテネ五輪水泳金メダリスト北島康介)
▽今年の漢字
「災」(災害が多発したため)
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