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自治体の皆さまへ

みんなで取り組む!那須町のDX Vol.3

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栃木県那須町

■DX推進で便利で快適な暮らしを
国では「デジタル田園都市国家構想」の実現に向け、デジタル実装を通じた地域活性化を推進しています。町においても、デジタル技術を活用して皆さんの暮らしを便利で快適なものにするDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進を通して、町民サービスを向上し、選ばれるまちを目指します。
[コンビニ交付サービス]
マイナンバーカードを使って、住民票の写しや各種証明書(課税証明書・戸籍)をコンビニエンスストアで取得できます。
[キャッシュレス決済]
町税・水道料金等の納付にクレジットカードや2次元コード決済が利用できます。
[保育現場へのICTツール導入]
登降園管理や保護者連絡のペーパーレスなどを実施しています。
[情報発信]
・広報那須、議会だよりの電子書籍化(アプリ・webで閲覧)
・防災行政無線のデジタル化
安全安心メール等、複数の方法で情報伝達が可能です。
★今年度は、スマートフォンアプリ(LINE)を活用し、窓口に来庁せずにオンラインで手続きが完結する「申請手続きの電子化」に取り組みます(手続きは順次拡大します)。

■デジタルは苦手…という方へ
デジタル分野には、日本語に言い換えることが難しい言葉が多く存在し、特にカタカナや英数字が多くなってしまします。
誰一人取り残さないまちづくりには、デジタルの力は欠かせません。デジタル化やDXの取り組みは始まったばかりですので、一緒に取り組みましょう。
なお、デジタルの活用に不安がある人を対象に、スマートフォン講習会を実施していますので、ぜひご参加ください。

問合せ:企画政策課デジタル推進係
【電話】72-6935

■デジタル田園都市国家構想とは
国が提唱する地域活性化をより進めるための新しい取り組みです。
国は、構想が目指す中長期的な方向性を示し、地方の取り組みを支援します。そして、町はデジタルを活用し、地域の問題を解決することで「全国どこでも誰もが便利で暮らせる社会」を目指します。

■町プログラミング教育推進スーパーバイザー星野尚氏による那須町のプログラミング教育(2)
◇小学4年生がバリアフリー建築物をプレゼンテーション!
令和4年度に高久小学校4年生が取り組んだ事例を紹介します。総合的な学習の時間で「福祉」を学び、その学びから町内建築物のバリアフリー化を提案するプロジェクトに取り組みました。
小学4年生が建築を提案するということに驚かれるかもしれませんが「教育版マインクラフト」を活用することで、こうした困難に思える表現を実現可能にしています。
教育版マインクラフトにはプログラミング環境が内蔵されており、効率的に建築作業を進めるための手段が用意されています。児童の皆さんは、班に分かれて現地に足を運び、対象の建築物を注意深く観察します。現存するものを再現する際には「観察力」がとても大切です。
集めた情報を元に、マインクラフトの世界に班の仲間と「協同」して建築作業を進めます。一人では大変な作業も「役割分担」して作業します。
マインクラフトの仮想空間には、広大な世界が広がっており、プレゼンで建築物を紹介するには移動時間がとてもかかります。
しかし、児童の皆さんはプログラミングを活用し、紹介したい場所に次々に瞬間移動するプログラムを作成して、プレゼンをスムーズに行っていました。この取り組みは、事業連携をしていたNPO法人みんなのコードのスタッフやプロマインクラフター、外部の教職員にも高く評価されました。
この事例のように、プログラミングは本来であれば時間がかかってしまう作業を効率化でき、小学4年生が自ら新しい道具を作り出すことができる課題解決の手段なのです。

問合せ:学校教育課庶務管理係
【電話】72-6922

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