〔特集〕新しい「地域おこし協力隊員」を紹介します!

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■地域おこし協力隊とは?
各自治体が、都市部から人材を受け入れ、新しい視点・発想により、地域に活力を与えるとともに、定住・定着につなげることを目的とする総務省の制度です。
最大3年の任期の中で、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行います。

◇3人の新しい隊員が着任!
7月1日、新たに3人の地域おこし協力隊員が町にやってきました。これにより、現在は総勢4名の隊員が、地域活性化のため、また、定住・定着を目指して活動をすることになります。
7月3日、3人の新しい隊員は、平山町長を訪問し、協力隊に応募した経緯や今後の取り組みたい活動等を報告しました。

■伊東可奈(いとうかな)隊員
宮城県仙台市から移住(活動場所　ふるさと定住課)
活動分野：空き家対策

大学の職員として働いていた昨年、那須町を観光で訪れ、東北からのアクセスが良く、自然豊かで魅力的なお店がたくさんあり、とても素敵な町だと感じました。「この場所で働きながらスローライフを送りたい!」と思う反面、車を走らせると空き家や空き店舗が所々にあり「もったいないな」と感じていたところで、今回の募集を知り応募しました。
私の活動分野は「空き家対策」で、主に空き家バンクの運営に従事します。また、町内にある空き家を活用して、地域のコミュニティとなる場所づくりや、古民家を改修して移住したくなるような環境を整備するなど、空き家を生かした移住定住の促進にも挑戦し、後継者不足の解消などにも取り組みたいと考えています。

◇町民の皆さんにひとこと!
那須町の空き家問題を一つでも多く解決できるよう、日々走り回りたいです!
町民の皆さんにもご協力いただきながら、那須町をより良い町にしていきたいと考えていますのでよろしくお願いします。

■高山千恵(たかやまちえ)隊員
埼玉県さいたま市から移住(活動場所　ふるさと定住課)
活動分野：空き家対策

空き家対策は、私にとって以前からとても興味のある分野でした。しかし、まだまだ経験と実績が足りないことから、これまでインテリアコーディネーターとして、住宅のリノベーションや店舗・教育施設などのデザインに携わるとともに2級建築士を取得するなど、着実に実績を積み重ねてきました。
この経験を生かしたいと考えていた時に、今回の募集を見つけ、私自身もフリーランスとなり、移住できる態勢が整っていたことから、迷うことなく応募しました。
今後は、空き家バンクの運営に従事しながら、活動に役立つ知識の習得や専門的な資格の取得を目指します。また、定住や二地域居住に向けて、空き家を活用した賃貸やシェアキッチンの立ち上げにも取り組みたいと考えています。

◇町民の皆さんにひとこと!
縁もゆかりもない那須町でしたが、最初に訪れた時から町の雰囲気・空気感が大好きです。
活動の中で皆さんに会えるのを楽しみにしています。一緒に那須町を盛り上げていきましょう!

■長谷川彩乃(はせがわあやの)隊員
三重県名張市から移住(活動場所　那須町観光協会)
活動分野：地域魅力化

私はこれまで、海外7カ国に1人で滞在し、現地で仕事をしながらさまざまな場所を旅してきました。1年間滞在したオーストラリアでは、日本人観光客向けのツアーガイドをしていました。観光客の中には、言葉が通じずに不安を感じている方もおり、これは、日本を訪れる外国の方も同じです。その気持ちに寄り添いながら、各地をご案内することに、とてもやりがいを感じていました。
私は主に那須町観光協会に常駐し、「地域魅力化」というテーマで活動します。今後は、これまでの経験を生かし、相談に訪れる外国人観光客の不安を解消できるよう、英語版観光インスタグラムの運営やツアーガイドに携わるなど、町に興味や関心を持ってもらえるような企画を考えていきたいです。

◇町民の皆さんにひとこと!
パンデミックや世界情勢などさまざまな不安定な時期を乗り越え、今私がここ那須町に移住したのも何かのご縁。活動を通して皆さんとお話ができるのを楽しみにしております。お力添えのほどよろしくお願いします。

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