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『まちづくり懇談会』を開催しました(1)

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栃木県那須町

町民の皆さんの意見・提案を町政運営に反映させるため「まちづくり懇談会」を開催しました。今年度は町内4会場で開催し、59名の方が参加しました。
町長・町執行部と参加者が直接話し合い、地域が抱えるさまざまな課題だけでなく、安全安心なまちづくりや町の将来についてなど、どうすれば地域を活性化できるか活発な意見交換が行われました。懇談会でいただいた主な意見や提案をお知らせします。

■伊王野基幹集落センター6月21日(水)
問:伊王野・稲沢付近の国道294号周辺でゴミを拾っている。道路脇の森林にゴミが堆積しており、川を通じて海にゴミが流出することなど懸念される。
町長:一般国道294号沿いは以前からゴミのポイ捨て等が多く、その対応に苦慮している。町としては、集中的に捨てられる箇所への監視カメラの設置や、ゴミ捨て禁止看板の設置などの対応をしている。今後も施策を調査・研究していきたい。
問:294号は道の駅に通じる道でもあり、周りが素晴らしい田園風景になっているのに、街路樹は年に1〜2回しか草刈りされていない。
町長:場所によっては、手入れが行き届いていないこと、町民の皆さんに美化活動をしていただいていることは十分承知している。町も引き続き対応していく。
問:つくば八溝縦貫白河道路について詳しく知りたい。
町長:本町を含めた栃木県東部の八溝地区を南北に縦貫する広域道路の構想であり、県域を超えた連携・交流の促進や国土強靭化に貢献する道路として、町でも大きな期待を寄せている。広域道路交通計画として県や国の計画に位置付けられており、詳細については、今後、決定されていく。
副町長:八溝縦貫白河道路はまだルートは決まっていない。沿線の首長の意見を聞いて具体化していく段階。首長や地元の意見が大事になってくるので、ぜひ皆さんの意見を伝えてほしい。

■芦野基幹集落センター6月27日(火)
問:各小学校の近くに子育て世帯向けの学童保育園付き賃貸住宅を建設することで、若い世代の住民が増えてくると思う。また、子供の学校を替えたがる親は少ないので、小学校の入学と同時に転入してもらえば人口が増えていくと思う。
町長:令和3年度に、子育て・新婚世帯向けの賃貸住宅を建築し、現在(6月1日現在)満室の状況。本町には賃貸住宅が少ないということもあり、子育て世帯向けの賃貸住宅など、利便性やアクセスの良い場所への賃貸住宅の建設を検討していきたい。
問:子どもが増えている所に建てるだけでなく、減っているところにも建設を考えてほしい。
町長:子どもの数は全体的に減ってきている。歯止めをかけようと、まず、中心地である黒田原から始めた。できるだけコストがかからない方法を考え建設した。賃貸住宅の前に、働ける場所が必要。那須に来てもらう、また、那須出身の方にもう一度魅力を感じて戻ってもらう場所にしたい。
問:一人暮らしの家庭にタクシー券を配布しているが、家族と住んでいても、日中一人になってしまうお年寄りにもタクシー券の配布を考えてほしい。
町長:タクシー利用券は、重度心身障害者の方、および高齢者のみの世帯の方といった移動手段の確保が難しい方を対象としている。現時点でこの対象を拡大することは考えていないが、このことは課題としてとらえたい。
問:タクシー代を全額出せというわけではなく、半額でもいいので出してもらえないか。
町長:まず福祉の面から体制を整えたい。重要な課題として取り組んでいかなければいけないと理解している。先進事例も研究していきたい。

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