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自治体の皆さまへ

『まちづくり懇談会』を開催しました(2)

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栃木県那須町

■高原公民館7月5日(水)
問:移住者と先住者の結びつきを強固なものにする考えはあるか。私自身、壁を感じることがある。
町長:「デジタルふるさと会員証」という情報共有やコミュニケーションが取れるアプリを開発中。那須町に関わる多くの方に登録いただき、活発なコミュニケーションと地域内の結びつきが強固となることを期待している。
問:移住者に選ばれる地域とするため、他の地域にない特色が必要と思われる。どんな特色を作り上げていくのか。
町長:那須町は、東京から新幹線で約70分、車で約2時間半と、首都圏から「ちょうどいい立地」にあり、多様な観光資源にも恵まれている。また、子育て世代の移住希望者が重要視される「教育」についても、いち早く「ICT教育」の取り組みを進めている。「豊かな自然」と「多様な観光資源」に「ちょうどいい立地」と「先進的な教育」を組み合わせて、移住促進を図っていく。
問:湯本地区の景観や美観に関する観光行政についてどう考えているか。
町長:湯本地区は、雄大な自然景観が豊富にある。町としてもこの貴重な観光資源の保全を国・県などと共に努めていく。
問:湯本地区奥那須方面の公共施設のトイレ、駐車場が汚い。今はどこでもトイレの綺麗さに力を入れている。また、一軒茶屋交差点付近にウエルカムの看板がある。樹木の整備をしておらず、見えない。もう少し、清掃と草刈りに予算を回していただきたい。
町長:トイレ周辺の草、施設の汚れについては現地を確認する。一軒茶屋の看板については、管理がどこか、早急に調べる。予算は特に湯本地区にとは言えないが、精査しながら、観光に特化した使い道、湯本地区だけでなく、全ての観光に持っていければと考えている。

■那須町文化センター7月11日(火)
問:2030年までにカーボンニュートラルを実現するために具体的にどんな施策をとるのか。町民にはどんな協力を要請するのか聞きたい。
町長:2050年までのカーボンニュートラル実現に向けて、木質バイオマス発電などの再生可能エネルギーの導入促進や廃棄物の減量化など、本町の地域特性を生かした施策を展開していく。町民の皆さんには、電気等のエネルギー節約、家庭ごみの減量や公共交通機関の利用などに取り組んでいただきたい。
問:那須町は火山を抱えていて、地熱発電もある。再生可能エネルギーの可能性がたくさんある町。具体的に町が進めていかなければならないのでは。
町長:町でも各地に視察に行っている。町民の皆さんにプラスになるようなものを考えながら進めている。
問:「那須シニアカレッジ」の代表をしている。シニア(老人)と子どもが健康(元気)で楽しむ町が理想の町だと思っている。私は、80歳を超えているが、ここに至るまで経験したことから、60歳頃からの生活のあり方が重要だと思う。那須シニアカレッジの活動と目標を紹介し、皆さんの感想、意見をお聞きしたい。
町長:那須シニアカレッジの活動などは「那須町の生涯学習団体・サークル紹介」の冊子で紹介することが可能。また、経験豊かな那須シニアカレッジの皆さんが地域に貢献されたいということだが、ケースによっては、経験豊富な皆さんの力を借りて生涯学習につなげていくことも可能かと思う。生涯学習課では、子どもを地域で育てるというコミュニティ・スクールの活動もしているので、賛同していただける場合は、ぜひご協力いただきたい。

掲載したのは一部ですが、町民の皆さんからいただいたご意見・ご提案を今後のまちづくりに生かしていきます。ご協力ありがとうございました。全文は町ホームページに掲載しています。

問合せ:企画政策課広報広聴係
【電話】72-6935

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