■那須をつくる“ヒト”こそ最大の観光資源!
「地域活性化起業人」松井 彩さん
7月28日に開催された全国高等学校観光教育研究大会に参加しました。那須の観光分野に関わる方々による講演があり、さまざまな立場からみた観光についての考察を聞き、観光は人々の心に触れる瞬間を提供し、自然や地域、人々との絆を育む素晴らしい機会であると感じました。
最近では、欧米を中心にSDGsに重きを置く旅行者も増えています。例えば、飛行機移動で排出されるCO2のオフセットとして、地域とのふれあいや地域ボランティアに従事するなどの動きもあります。モノ消費からコト(体験)、そして訪れる地域やその地域で生活する人のファンになる‶ヒト”へとシフトしつつあり、「地域貢献」というものが、新たな観光価値として認識されつつあります。
講演を聞き、那須高校の生徒たちが地域と連携し、真剣に観光と向き合っていることを知りました。生徒たちがこの町で紡いできた歴史や文化を旅行者に発信することが、今後新たな価値になると思うと、早くから地元の魅力に気づき触れることは非常に貴重なことだと感じました。
多くの‶ヒト”の資源を育てていくために、これから那須を支える世代との架け橋として、那須をつくるヒトをクローズアップして情報発信をし、新たな交流や発見につながればと考えています。
問合せ:ふるさと定住課
【電話】72-6955
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