■なるほど!介護保険 第1回(全12回)
毎日を健康に過ごせているうちは介護について考えることなどないかもしれませんが、将来の自分や家族のことを考えたとき、健康なうちに介護サービスについて学んでおくことが大切です。介護に関する疑問を、今月はケアマネジャーがお答えします。
◇ケアマネジャーとはどんな人?
ケアマネジャーは、正式には介護支援専門員といいます。介護サービスを利用する方の相談・窓口役で、利用者の状態や希望に応じて、要介護認定申請代行、ケアプラン作成、介護サービス事業者との連絡調整、サービスの再評価とサービス計画の練り直しなどを行います。
◇介護サービスは誰でも使える?
サービスを利用するためには、要介護認定を受け「介護や支援が必要である」と認定される必要があります。65歳以上の方、40〜64歳で国が指定する16種類の病気の診断がある方は、要介護認定の申請をすることができます。
◇元気なうちに申請しておくべき?
高齢でも自立した生活が送れている場合は認定の該当にならないこともあります。しかし、生活に不便がある、介護予防に取り組みたい、かかりつけ医に勧められたがどんなサービスを利用したらよいか分からない等、なにか不安がある時は、町の窓口または地域包括支援センター、ケアマネジャーがいる事業所に相談してください。
◇申請に必要なものはありますか?
申請書(町の窓口にあります)・介護保険証・健康保険の保険証が必要です。マイナンバーとかかりつけの病院名を申請書に記入するので事前に確認しておきましょう。家族が申請することもできます。
◇認定結果はすぐ分かりますか?
申請すると、認定調査のあとに公平な審査・判定が行われ、結果の通知は申請から原則30日以内に届きます。
来月号から介護サービスの種類について具体的に案内します。
問合せ:保健福祉課介護保険係
【電話】72-6910
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