「いただきます」元気な声が教室に響き渡り、子どもたちは嬉しそうに給食を頬張ります。学校生活で、この時間が楽しみという子は多いのではないでしょうか。町では、食育の一環として、給食で提供する米を町内産にするなど、地場産品の使用に努めています。子どもたちへ地域の食文化や産業について伝えたい、生産者や食べ物への感謝の気持ちを育んでほしいという思いがあるからです。また、町内すべての小中学校には調理室があります。出来たての給食をいただくことで、食べ物への関心を深めることを期待しています
・学校給食は、1889(明治22)年、山形県鶴岡市(現在)の私立小学校で昼食を提供したのが始まりといわれています。以来、一時中断された時期があったものの、今でも成長期の子どもたちにとって、なくてはならないものになっています
・親になり、久しぶりに給食をいただく機会がありました。「親子給食」という行事で、もう一度給食が食べられると、ワクワクしてその日を迎えました。運ばれてきた給食を一口いただくと、「おいしい」優しくて、懐かしい味が口いっぱいに広がりました・さまざまな人たちが経験してきた給食、また食べたいと思える給食が、子どもたちにとって、安全で、安心で、ワクワクする存在であり続けてくれることを願います。
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