野木町長 真瀬宏子
■予期せぬことが
近頃は何かと異常気象が話題になりますが、確かに今年の夏は、暑さが今までの常識を超える日が連続して続きました。皆様の体力も相当消耗されたことと拝察いたします。特に野木町では7月10日にダウンバーストという突風に見舞われ、かつて経験したことのない災害にあい、屋根を飛ばされたり、木々が倒れたりと全く予期できないことの連続でした。被災されました皆様には、改めて心よりお見舞いを申し上げます。また農業や事業所被害にあった方たちも復旧を目指して歩み始めておられますことに、敬意を表します。
新型コロナウィルス感染症に悩まされた3年半でしたが、この3か月間は、特に予期せぬ災害や異常気象にダブルで悩まされました。何とかここまで来ることができましたのも町民の皆様の御協力のお蔭です。つらい経験をされた方々には、早く元の生活に戻れますように願っております。
災害時には、互いに力を出し合い、支えあっていく事が大切なことを学びました。先の突風の折も、消防団・建設業組合・町民・職員が一体となって、一夜のうちに70本もの路上倒木を処理しました。また被災したお宅のご近所の方が皆で、飛んだ屋根材の片付けを手伝っている姿に接し、胸が熱くなりました。どんな時でも一人ではなく、向こう三軒両隣、寄り添えあえる野木町でありたいです。災害の復旧にご協力いただいたすべての皆様に改めて御礼申し上げます。今後、いつまた予期せぬことが起こるかもしれません。皆で力を合わせて頑張っていける野木町でありたいと思います!
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