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広報連絡委員レポートNo.447

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栃木県野木町

■地域密着
広報連絡委員 富田 英俊
先日、サポーター仲間から「最近、サッカー観に行ってる」と声をかけられた。スタジアムでのサッカー観戦は4年前に卒業し、今はテレビ観戦。20余年、レプリカユニフォームを着て、電車とバスを乗り継いで、時にはマイカーでスタジアムへ。スタジアム内でサポーターの醸し出す熱気は迫力満点、その非日常感には圧倒される。試合が始まると、展開は目まぐるしく、一瞬も目を離せない緊張感がある。数え切れない試合を観戦してきた。今でも脳裏に焼付いているのは、超満員の埼玉スタジアムで、サポートするチームがリーグ優勝したとき。
スタジアム観戦のきっかけは、Jリーグが掲げた「地域密着」という理念、チーム名から企業名を外し、ホームタウンの都市名を入れるというもの。青春時代を過ごした「浦和」の街にJリーグのクラブがやってきた。Jリーグがぐっと身近になり、サポーターとなった。それが日常の生活に定着した。スタジアムデビューは今の浦和駒場スタジアム、2002年以降は埼玉スタジアム2○○2。時にはアウエーの試合で、東京、横浜、千葉、新潟、鹿島へ。
今年5月15日、Jリーグは30年目を迎えた。地域密着の理念は全国に浸透し、3つのカテゴリーでチーム数も開幕当初から6倍の41都道府県で60に増えた。日本のスポーツ界では馴染みのなかった理念だが、その後Bリーグやラグビーにも波及した。一部のプロ野球球団にも。栃木県には、Jリーグでは栃木SC、Bリーグには宇都宮ブレックスがある。スポーツを地元のスタジアムで観戦し、好きなスポーツに親しむ機会が増えれば地域も盛り上がる。一度スタジアムで、スポーツの熱気を味わってみて下さい。

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