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自治体の皆さまへ

ひろコラムNo.142

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栃木県野木町

野木町長 真瀬宏子

■備えあれば
皆様には、しばらくぶりの「ひろコラム」ですが、お変わりなくお過ごしのこととお喜び申し上げます。私も変わりなく町政を預かり、皆様と共に歩める喜びを感じながらの日々を過ごしております。
さて振り返りますと、今年の夏の暑さは異常な程の高温が長く続き、皆様におかれましてはその対処に大変なご苦労をされたことと拝察いたします。
このような状態が毎年のこととなりますと、平均気温も1.5度ぐらい上がってしまい、異常気象による異変が起こるなど、地球規模での問題となってきております。現に、海水温が上がる事での海水の上昇、山火事、洪水の多発等、各地で悲惨な災害が起きています。全地球規模での減災策を考えなければならない時となっています。
野木町でも脱炭素活動に協力する宣言をしましたので、少しでもその目標に近づける施策を考えながら温暖化対策に努力しているところです。また、国連が提唱しているSDGs=(持続可能な世界のための17の目標)を常に念頭に置き、各政策を進めております。
町では昨年のダウンバーストによる突風被害や今年8月の思川の急激な増水の対応等、近年では「災害が比較的少ない町」などと呑気にしてはいられない状況になってきております。今後どのような自然災害が発生するかもわかりません。その意味でも、先の10月6日に行いました「全町避難訓練」実施は意義深いものであったと思います。各区長様を始め自治会、自主防災、消防団、小中学校長、災害ボランティア等多くの皆様のご協力のもとに実施できましたことをこの場をお借りし、心より御礼申し上げます。これからも災害には備えを怠りなく、町民の皆様と共に安全安心のまちづくりを促進してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

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