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広報連絡委員レポートNo.462

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栃木県野木町

■多発する自然災害に思う
川田地区 広報連絡委員 豊田 貢
近年、日本は非常に自然災害が多い列島だと危惧していましたが、今年は特に増加傾向にあると感じています。
年明け早々の能登半島大地震をかわきりに、最近では南海トラフ地震等の大地震が続発しています。また今夏は、昨年以上の異常な猛暑や各地での大雨・ゲリラ豪雨が多発しています。更には再三にわたる台風の列島上陸と数え切れない程の自然災害が発生している状況です。
昔からの言い伝えで怖い順に「地震、雷、火事、親父」という言葉がありますが、今では「地震、雷、火事、台風」と言えましょう。
野木町に移り住んでかれこれ30年以上経ちますが、全国的に見ても自然災害の少ない地域だと思ってきました。然しながら、線状降水帯発生時には、自宅周辺の田んぼが一面海のような景観になり、恐怖すら覚えました。また、野木町中心部一体では、思川の増水で緊急避難を余儀なくされる事態に陥り、昨年には野木町内でもダウンバーストによる家屋の被害が起きましたが、我が家でもカーポートの屋根に五百円大の雹が降り、無数の穴が空く被害を受けました。
以上のような災害発生を受け、野木町では野木町水害ハザードマップを配布し、緊急時の避難先が把握できるようにしていますが、如何せん野木町は平坦で低い土地の為、大水発生時には果たして今の避難場所で安全なのか疑問を感じます。
報道番組では「この場所に数十年住んでいるが、このような大雨は過去に経験がない」という声が多く聞かれます。私たちも他人事とは思わず、常日頃から危機感を持ち、緊急時の備えをしておくことが重要と考えます。

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