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令和6年度 野木町施政方針

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栃木県野木町

[SDGs(持続可能な開発目標)を推進します]
昨年、野木町では7月10日にダウンバーストの突風被害が発生し、一部に甚大な被害を受けました。被災された皆様には改めてお見舞い申し上げます。また、今年の元旦早々に発生した能登半島地震により、犠牲になられた方々へは、ご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての皆様に心よりお見舞い申し上げます。この約4年の長い期間、新型コロナウイルス感染症対応策の経緯もあり、町政では滞った部分も大いにありましたが、ようやく5類に移行となって、様々な制限が解除され、徐々にではございますが、以前の生活に戻りつつあります。しかし、様々な世界情勢の不安定さや急速な円安等による原材料費の高騰、物価の上昇等が重なり、町民の皆様には大きな影響を及ぼしていると拝察されますので、町民の皆様の生活安定に向けて、最大限努力してまいります。
町はまちづくりの基本理念を「やさしさとやすらぎに満ちた明るいまち」と位置づけ、町民が和やかに、明るく、町民それぞれの幸福度、ウェルビーイングが増していくようなまちづくりを目指して、各施策の実現に向けて、尽力してまいります。また全庁的なDXの推進により町民の皆様の利便性の向上を図るとともに、カーボンニュートラルの実現を目指しながら、時代に即応した町政運営を進めてまいります。
厳しい財政状況が続く中ではありますが、「安全・安心のまちづくり」「少子高齢化対策」「町の活性化策」の3重点施策を中心に推進を図ってまいります。
野木町長 真瀬宏子

■予算編成の基本方針
新年度予算案につきましては、国や県の補助金などを活用して財源を確保するとともに、歳出では事業の見直しを図り持続可能な予算編成といたしました。
令和6年度一般会計予算(案)は、88億5,100万円とし、昨年度と比較して、3億100万円、約3.5%の増となっております。予算総額につきましては、常備消防事務委託費や自立支援給付事業費の増額等が増えた主な理由となっておりますが、継続的に3重点施策を確実に推進するための予算組みとしております。
他に、4つの特別会計予算(案)の合計は、53億3,773万円となり、昨年度と比較して670万円、約0.1%の増額となっております。
国民健康保険特別会計は、被保険者の減少等により減額となり、高齢化の進展に伴う被保険者数の増加により後期高齢者医療特別会計は増額となっております。介護保険特別会計につきましては、近年の保険給付費の増減を踏まえた予算計上を行い、引き続き安定した介護保険事業を行ってまいります。
水道事業会計および下水道事業会計につきましては、地方公営企業法に則し、適正な運営を行ってまいります。
また、将来にわたり、安定的な上下水道サービスを維持するため、堅実な経営に努めてまいります。

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