文字サイズ
自治体の皆さまへ

野木町の防災Vol.63

2/29

栃木県野木町

■~出水期に備えて~水害から身を守るために日頃からの備えが重要です!
近年、台風や集中豪雨などによって、毎年のように水害が発生しています。水害の発生は、出水期の6月~7月の梅雨のシーズンや8月~10月の台風のシーズンに集中しています。特に近年は、積乱雲(発達した雨雲)が線状に次々に発生して、数時間にわたりほぼ同じ場所を通過・停滞する線状降水帯が増加傾向にあります。
水害による被害を少なくするために重要なのが、国や県、町などの行政と、住民一人ひとりの取組、そして「消防(水防)団」を核とした地域住民による「水防活動」等、公助・自助・共助で協力し合うことが大切です。また、それぞれのご家庭内で、水害への備えを日頃からしっかりしておいてください。
次に避難時の注意点、心得について紹介します。

■01日頃からの備え
◇避難場所や避難経路の確認を
野木町水害ハザードマップで自分の地区の避難所と安全な避難経路の確認をしておきましょう。
・野木町水害ハザードマップ
氾濫が発生した場合に、町民の皆様が迅速かつ安全に避難し、自ら身を守っていただくための資料となるものです。令和6年5月に全戸配布しています。

■02避難情報の確認を
河川の氾濫や土砂災害などは一気に起こることがあるため、避難が遅れると命にかかわります。風雨が激しくなったり、日が暮れて暗くなったりしてからでは、移動が困難になります。特に高齢者や子どものいる家庭は、町が発表する情報や、周囲の状況を把握し、早めの避難を心がけましょう。

※高齢者等避難は、高齢者等以外の人も必要に応じ、危険を感じたら自主的に避難するタイミングです。
台風等の発生状況は、事前にニュース等で知ることができます。また、下記QRから、河川の水位情報や土砂災害の危険度が高いエリアを確認できます。

◇とちぎリアルタイム雨量河川水位観測情報 https://www.dif.pref.tochigi.lg.jp/
◇とちぎ土砂災害警戒情報 https://www.dif.pref.tochigi.lg.jp/dosya_keikai/
◇川の防災情報 https://www.river.go.jp/index
◇川の水位情報 https://k.river.go.jp/

■03水害時の指定避難所

※水害の状況や流域の雨量によっては、開設されない避難所がありますので、町からの情報を確認してください。

■04分散避難の検討
「避難」とは、「難」を避けることであり、感染症へのリスクを少しでも減らすため、避難所以外への避難も有効です。
事前にどこに避難するか検討しておきましょう。

◇安全な親戚宅、友人宅等への避難

◇垂直避難(在宅避難)
水害時、自宅が2階建て以上の住宅にお住いの方は、水害ハザードマップをご確認いただき、ご自身でご判断の上、垂直避難することも検討してみましょう。

◇車両避難(車中泊)
車両避難(車中泊)を行う場所として、各指定避難所の駐車場を開放する予定です。
定期的な運動や換気などを心がけ、車両避難(車中泊)することも検討してみましょう。
※車両のみの避難の場合には、丸林中央公園・町総合公園およびその駐車場を開放する予定です。
※垂直避難や車両避難を検討する際には、1週間程度の食料を備蓄するよう心がけましょう。

◇安全なホテル、宿泊施設等への避難

◇指定避難所への避難
分散して避難することが困難な方は、指定避難所へ避難しましょう。避難所の備蓄品には限りがあります。
マスク、体温計、アルコール消毒液、食料など、ご自身に必要な物はあらかじめ準備しておくように心がけてください。

■05要配慮者へのご協力を
高齢者や乳幼児、身体の不自由な方、外国人などは、情報把握や避難活動に時間がかかるため、早めに避難していただ けるよう、助け合いにご協力ください。
◇高齢者・病気の方
複数の人で協力しましょう。
緊急の際は、ロープなどを使い、背負って避難しましょう。

◇身体の不自由な方
車椅子の場合は必ず3人以上で協力し、段差を上がるときは前向きに、下がるときは後ろ向きで避難しましょう。

◇目の不自由な方
「お手伝いしましょうか」などと、まずは声をかけましょう。杖を持っていない側にまわり、肘のあたりを軽く持たせて半歩前をゆっくりと歩きましょう。

◇耳の不自由な方
話すときは近くで相手にまっすぐ顔を向けて、口を大きくはっきりと動かしましょう。
紙に書いたり身振りなどで情報をわかりやすく伝えましょう。

■06マイ・タイムライン(避難計画シート)
マイ・タイムラインは、住民の方一人ひとりの家族構成や生活環境に合わせて、「いつ」「誰が」「何をするのか」をあらかじめ時系列で整理した自分自身の防災行動計画です。
広報7月号に様式および記入例を折り込みいたしますので、ご活用ください。
資料がない方は右記QRを読み込み、町ホームページよりダウンロードいただくか、お手数をお掛けいたしますが、町総務課消防防災交通係までお越しください。

防災行政無線テレホンサービス(自動音声応答装置)
0120-263208
上記の番号にお電話いただくと、防災行政無線の放送内容を音声メッセージで確認できます。
※通話料はかかりません。

問合せ:総務課
【電話】57-4112

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU