建物をお持ちの方は、将来の引き継ぎ方について、下記のポイントを確認しておきましょう。
相続人が多数いる場合や権利関係が複雑な場合は、将来引き継ぐときに、より多くの費用や時間がかかってしまいます。
■1 現在の登記の確認を行う
建物は、亡くなった方の登記名義のままのものや未登記のものがあります。
法務局で登記事項証明書などを取得し、登記名義が誰になっているか確認しておきましょう。
■2 相続などについて事前に話し合っておく
相続などについて家族・親族間で事前に話し合っておきましょう。(誰に引き継ぐのか、誰が管理するのか)
場合によっては、遺言書(公正証書が望ましい)の作成を検討しましょう。
■3 専門家に相談する
必要に応じて、弁護士、司法書士、行政書士などの専門家に相談し、手続きを確認しておきましょう。
■もし空き家の所有者になったら適正な管理を!
年間を通して日常的に利用されていない建物のこと
◇空き家の管理は所有者・管理者の責任です!
空家等は個人の資産であり、所有者や管理者は空き家を適切に管理する責任(※)があります。
屋根や外壁が落下、崩れるなどして、他人がケガした場合、空き家の所有者や管理者は損害賠償を請求される可能性があります。
(※)所有者が亡くなっている場合は、相続人全員に管理責任があります。
◇空き家の管理は代行サービスの利用を検討しましょう
遠方に住んでいる、高齢などの理由により、所有者ご自身が空き家を管理することが難しい場合は、民間管理代行サービスの利用をご検討ください。
公益社団法人野木町シルバー人材センターでは、下記の業務を行っています。
ぜひ一度ご相談ください。
連絡先:公益社団法人野木町シルバー人材センター【電話】56-2137
業務内容:空き家等の見回り・除草、植木の剪定(樹高4m、幹の太さ20cm未満)等
問合せ:政策課
【電話】57-4178
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