■子供見守り隊
丸林地区 広報連絡委員 伏木 明
久しぶりの雨降りになりました。とてもきれいに耕された田が一面にひろがり、畑には播かれた麦の芽がすじ状にすくすくと育っています。「今日も明るい笑顔に会えるのかな!」そんな思いを胸にいつもの交差点に向かいます。昨夜からの雨のため、水溜まりがあり、通る車が水しぶきをあげて走っていきます。この道路は抜け道になっているので、ほとんどの車がスピードを出して通り過ぎて行きます。
漂う霧の合間から、遠くに登校班の列が見えてきました。いくつもの傘の列が続いてこちらに向かって歩いてきます。少し寒いのか背中を丸める子もいます。交差点に近づくと今日も元気なあいさつと笑顔を子供たちから貰います。止まってくれた車に頭を下げる子供もいます。水溜まりを避けようと小さな足が跳んでいます。黄色いランドセルの子供達もしっかりとした足取りになりました。最後の登校班がやってきた後、私は少し離れて学校近く迄後を追いかけます。子供達の歩みは意外に速く、良き運動になります。学校近くで横道に入りますが、こちらでも別の班の子供達の笑顔があふれています。沢山の大きなあいさつと笑顔をもらい私の一日が始まります。我が家に着く頃、東の空に太陽が顔を出してきました。天気の良い日になりそうです。
現在、朝の交差点や横断歩道には、毎日保護者の方々が交代して立哨当番をされていますが、むしろ必要性が高いと思われる下校時には大人の目はわずかしかありません。地域の皆様で、将来の野木町を担っていくであろう未来ある子供達を是非とも見守っていきませんか?多くの方々の参加をお待ちしています。
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