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自治体の皆さまへ

ひろコラム NO.145

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栃木県野木町

野木町長 真瀬宏子

■季節の節目に立って
本町では、お子様が翌年春に入学する各小学校で、「7歳合同祝い」を行っています。その時の挨拶の中で、私は十数年来、「来年の4月に桜の花が咲くころ、皆さんをこの小学校にお迎えします。」と挨拶してきました。しかし、最近では、3月中に桜が咲き終わっている場合があります。以前は3月に雪が降って、雪の中での卒業式も珍しくなかった記憶があります。桜の開花が温暖化でどんどん早まっている感じです。
先月も触れましたが、現在地球温暖化で災害の激甚化が問題となっています。そのため、野木町ではいち早く「ゼロカーボンシティ宣言」をし、脱炭素に向けての政策を進めています。しかし、地球規模での温暖化は留まらないのが現実です。今年の夏も高温が続けば、生活だけでなく産業や社会情勢にも大きな影響があるかもしれません。
春の芽吹きと花いっぱいの3月は、生命感が溢れる喜びもいっぱいですが、同時に、夏の予測できない暑さには心配も積もります。しかし、子育てしやすく暮らしやすい町の環境をしっかり守っていけるようにしたいと思います。町民と行政が共に力を合わせて協働で行っていければと思っています。あちこちに春の芽吹きを感じる3月だからこそ、新年度4月に向けて改めて感じたところです。
さて、4月から新しい世界に飛び立っていく皆様、様々な困難、激変にもひるむことなく、力強く羽ばたいていってください!
心より応援しています。

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