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かぬま企業図鑑 VOL.6 VOL.7 合併号

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栃木県鹿沼市

創業から100年以上の長きに渡り、鹿沼市で事業を営み、時代や社会の変化に合わせながら事業転換などを行ってきた中小企業を2社紹介いたします。

◆VOL.6
(株)マツヤ(鹿沼市緑町1丁目2-39)
株式会社マツヤは、1863年に創業し、今年で創業160年を迎えました。時代と共に業態を変え現在に至ります。今では「働き方のこれから」と「ワークスタイルの変革」をリードするビジョンをもとに、社員一人ひとりの個性を尊重し、オンライン・オフラインの両面で信頼を築くこと、感動を提供できる仕事に取り組むこと、楽しみながらワークライフバランスを重視すること、知識を探求することをミッションにして、事業を展開しています。 
業務内容は、主にオフィスとITの2つの側面があります。オフィス総合支援事業では、官民法人のお客様向けに、オフィスデザインとレイアウト提案から、リユースオフィス家具やOA機器、消耗品、ネットワークとパソコンの保守、ビジネスホンやセキュリティ関連まで、あらゆるオフィスニーズに応えます。IT事業では、Google Cloudプレミアパートナーとして認定されており、GoogleWorkspaceの販売と導入支援を行っています。これらの事業を通じて、マツヤは「しらべる、わかる、やってみる」を繰り返し、新たな価値を創造し、未来のワークスタイルをリードしていきます。

◆VOL.7
黒田養蜂園(鹿沼市村井町291-5)
黒田養蜂園は、初代の黒田長一が“地域にない産業を創る。地域に合う事業を行う”という思いのもと、鹿沼の地で大正9年に巣箱5箱から創業しました。創業にあたっては、18歳のころに転地養蜂家へ弟子入りするなど、エピソードが豊富にあるとのことなので、気になる人はお店でぜひ聞いてみてください。 
創業後は、ミツバチの飼育群数を増やし、はちみつの生産に加え、ローヤルゼリーの生産、プロポリスの輸入および加工販売などを展開しました。1953年には、いちごの受粉にミツバチたちが有効であることから、農家への貸し出しを開始。今では当たり前になった、ミツバチの貸し出しを県内でも早い段階でスタートしました。 
2013年には、“もっと多くのお客様にはちみつを身近に感じてもらいたい。はちみつの可能性を知ってもらいたい”という思いから、はちみつカフェ「ハニービー」をオープン。2015年には、はちみつスイーツ専門店「ドルチェミエーレ」をオープンしています。 
また、はちみつの生産量や瓶の種類の増加に伴い、加工部門として就労支援A型事業所「えいと」を開所しました。手作業のため小ロット・多品種が可能で、お客様のさまざまなニーズに合わせた商品展開を支えています。 
黒田養蜂園は「ミツバチで日本を豊かに」という経営理念の基、更なる可能性を創造しながら、鹿沼に「はちみつのテーマパーク」を創るというビジョンを達成するべく邁進しています。今年は創業103年目になります。 
200年に向けて、ミツバチたちと大自然とスタッフが共に歩みを進めます。

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