7月に「社会を明るくする運動」としてさまざまな活動が実施されました。
市では、鹿沼保護区保護司会等が中心となってこの運動を推進しています。
■「社会を明るくする運動」ってどんな運動?
「社会を明るくする運動」は、すべての国民が、犯罪や非行の防止と、罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場で力を合わせ、犯罪や非行のない地域社会を築くための全国的な運動です。
■「社会を明るくする運動」が目指すもの
すべての人にとって安全で安心な暮らしを実現するために何をするべきか考えたとき、まず思い浮かぶのは取り締まりを強化して、罪を犯した人を処罰することかもしれません。
しかし、立ち直ろうとする人を受け入れていくことや犯罪や非行に手を染めてしまう人を生み出さない家庭や地域をつくることもとても大切なことです。
そのためには、地域のすべての人たちが、それぞれの立場で関わっていく必要があります。
この運動では、犯罪や非行のない地域づくりについて、一人ひとりが考え、参加するきっかけになることを目指しています。
■鹿沼保護区保護司会の主な取り組み
7月6日に、市長へ内閣総理大臣からの、「運動参加への協力を広く呼び掛けるメッセージ」を伝達しました。
また、7月には、この運動の輪を広めることを目的とし、市内中学校にて関係団体の皆さんと一緒に啓発活動を行いました。
県内の小・中学生を対象にした作文コンテスト(栃木県推進委員会主催)においても、多数の応募をいただきました。
◆保護司とは
犯罪や非行をした人達からの相談に乗ったり、助言を行うほか、それぞれの地域で犯罪や非行をした人の立ち直りや犯罪予防のための啓発活動を行っています。
◇その他にも、地域で立ち直りを支援する担い手として、更生保護女性会、協力雇用主等がいます。
◆鹿沼市更生保護女性会の取り組み
更生保護女性会は、地域の犯罪予防活動や更生支援を行う女性のボランティアです。鹿沼市更生保護女性会では、児童養護施設への支援活動やチューリップ球根の贈呈、社会を明るくする運動の啓発パネルの配布等の活動を行っています。
◆各中学校啓発活動のようす
登下校する生徒に、運動の広報用のリーフレットやロゴ入りボールペンを配布しました。
・7月5日 南押原中学校
・7月12日 加蘇中学校
・7月12日 北中学校
・7月12日 南摩中学校
・7月19日 東中学校
問合せ:鹿沼保護区保護司会事務局(厚生課内)
【電話】63-2257
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