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自治体の皆さまへ

多文化共生のまちづくり~ちがいを認め、ともに暮らしやすいまちへ~(2)

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栃木県鹿沼市

■鹿沼市国際交流協会を知っていますか?
鹿沼市国際交流協会は、市民が主体となって、多文化共生と国際交流を推進し、市の国際化と活性化へ寄与することを目的に平成元年に設立されました。
平成25年2月には、まちなか交流プラザに「多文化共生コミュニティセンター コミニーテ」を設置し、外国人相談窓口での生活相談やさまざまな事業の実施により本市の多文化共生の取り組みの中心的役割を担っています。
今回の特集では、協会の相談員や職員の皆さんから、日頃の取り組みについてお話を伺いました。

■国際交流協会の取り組みを伺いました
Q 相談の対応で気を付けていることは?
内容によっては、相談者の人生が変わってしまう可能性もあるので、きちんと調べて回答しています。相談者の信頼に応えられるように、日々、勉強しています。
ときには相談者の意識を変えるきっかけとなるよう、さまざまな方向から意見を伝えることも大切な仕事のひとつと考えています。

Q 鹿沼市の日本語教室の特徴は?
日本語教室は、日本語ボランティアが中心となって運営しており、楽しく交流できる「居場所」がコンセプトです。日本人住民が外国人住民の疑問に答えることもありますが、逆に外国人住民が自国の料理を教えたり、文化を紹介したりする機会もあり、外国人住民にとっては、そうした経験が自信にも繋がっているようです。

Q 今後、力を入れてきたいことは?
日本語ができるようになることで解決できることも増えるので、外国人住民への日本語支援に力を入れたいです。また、外国人住民に限らず、地域で活躍する人を支えることや、地域の皆さんと連携していくことに力を入れていきたいと考えています。地域での困りごとや自治会での講座開催の相談など、お気軽にお問い合わせください。

普段からご近所にいる外国人住民とあいさつなどのコミュニケーションをとることで、お互いに分からないことや困ったことを伝えあえる関係性をつくると、災害時やトラブルが発生したときにお互いに助け合えるようになります。
地域に住む外国人住民は、日本人住民と同じ地域の一員です。一人一人がその意識をもち、多文化共生について考えることが、誰にとっても暮らしやすい「やさしいまち」実現の第1歩につながるのではないでしょうか。

■KIFA鹿沼市国際交流協会(Kanuma International Friendship Association)
住所:下横町1302-5 まちなか交流プラザ1階
電話番号:【電話︎】60-5931
【メール】kifa@bc9.jp
開館:月曜日~金曜日 午前9時~午後5時(土・日・祝日・年末年始を除く)

■イベントのご案内
▽かぬまワールドフェスティバル~世界の人たちとハロウィンを楽しもう~
日時:10月27日(日)午前10時~午後3時
場所:文化活動交流館 芝生広場

問合せ:協働のまちづくり課市民協働係
【電話︎】63-2241

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