1月27日、銀座通りのCenterを会場に、恒例の「はたちの座談会」が開催されました。
参加したのは市長、教育長と今年度二十歳になる9人。こたつを囲み、みかんを食べながら、和やかな雰囲気での意見交換会となりました。
■鹿沼市20祭を振り返って
望月:実行委員会の副委員長を務めました。みんなをまとめられるか不安でしたが、委員のみんなが「いい式にしよう」と意見を出してくれたおかげで、頑張ることができました。
小磯:総務班長とステージディレクターという重要な役割を任せていただきました。シナリオ作りや役割分担など、大変でしたが、とても印象深い式になった気がします。
横田:私は今年度から実行委員になりました。他の二十歳の子とは違った視点で20祭を楽しむことができ、とても充実していました。来年もOGとして参加したいと思います。
教育長:人とのつながりをもって何かを行うことは大切なことだなと思いました。
■いちご市を広めるための具体的な取り組み
水野:2016年にいちご市宣言をされたときは、衝撃を受けました。いちごの価値を高めるだけではなく、就農支援や次世代に引き継いでいく取り組みへの支援が広まるといいなと思います。
横田:私は東京で一人暮らしをしていますが、いちごは贈答品としてスーパーに置いてあることが多いです。都市で贈答品として販売するのがいいのではないかと思います。
川田:東武新鹿沼駅にいちごのモニュメントがあったりして、「いちご市」という実感はあるんですけど、実生活ではまだまだかなと。沿線にも広告を出すといいと思います。
市長:鹿沼のいちごは、とても品質がいいのですが、お店では「鹿沼のいちご」として売っていないので、鹿沼の名前で売り出せたら、もっと効果的にPRできると思っています。
■スノーピーク鹿沼キャンプフィールドandスパに期待すること
望月:施設ができたら、地元にもいいことがあるといいです。「鹿沼の人はお風呂安くなりますよ」とか。そうすれば、鹿沼の人も、鹿沼以外の人も集まる施設になると思います。
田島:県外の学校に通っていますが、そんな施設があれば鹿沼に行ってみたいと言ってくれた友達も何人かいました。県外の人にも鹿沼を知ってもらえるイベントがあったらいいなと思います。
小磯:南摩に住んでいますが、温泉施設や、サウナもできると聞いて興味を持っています。ただ、道が狭いので、交通量が増えるのが心配です。
水野:自然学習とか、環境学習の拠点として期待がもてるかなと思っています。
市長:地元の人も足を運んでくれるようにする視点を取り入れていくことも必要。これからいろいろ考えていきたいです。
●スノーピーク鹿沼 キャンプフィールドandスパとは
上南摩町に市が整備中の温泉やキャンプ場を備えた拠点施設で、4月13日にオープンします!詳しくは、10ページをご確認ください。
■鹿沼市がより発展するためには
増渕:遊びに行く場として「鹿沼」ってあまりでてこないです。人を呼べるイベントや場所を増やして集客力を高めることが大切だと思います。
田村:秋まつりが有名だと思っていましたが、地方の友達に話すと「何それ?」となってしまいます。鹿沼は路地にいいお店がたくさんあるので、そういうものをSNSを活用して若い人にも広めていけたらなと思います。
市長:交流人口を増やす取り組みは今後も続けていきます。もともとあったもの、地元の人があたり前すぎて気づいていない魅力に磨きをかけることも大切だと思うので、そういった視点もいれながらPRをしていきたいですね。
■20歳の抱負・チャレンジしたいこと
野中:20祭でのスピーチ、あんな大勢の前で話すことって、なかなかないことだと思います。あれを乗り越えられたんだから、自分はなんでもできるかなって思いました。次の市長は自分かもしれない(笑)。
田村:私は人見知りで新しい環境で友達を作るのが苦手だったのですが、今後は、自分から話しかけて友だちの輪を広げていきたいと思います。
川田:今まで自分の中で行動を起こさず、結局やればよかったなと思うことが多かったので、これからは自分がやりたいと思ったことにチャレンジしていきたいです。
■市長・教育長から
▽佐藤市長
実行委員として責任ある仕事を経験したことは貴重な財産。知り合った仲間を大切にしていってほしいです。
▽中村教育長
「楽しい・うれしい・おもしろい」という体験をしながら、自分の人生を作っていってほしいです。
■Center 河野さんからメッセージ
私は建物や街並が気に入り、2年前に移住しました。人とのつながりがあって、それでいて近すぎず遠すぎずの「ちょうどよい」距離感、そんな鹿沼が好きです。せっかくご縁ができたので、今後一緒に街を盛り上げていきたいです。
問合せ:生涯学習課青少年係
【電話】63-8323
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