令和6年度 予算を公表します(2)

4／27

■予算編成のポイント
本市を取り巻く状況は、新型コロナの5類への移行などにより、社会経済活動の正常化が進みつつも、物価高騰による影響など厳しい状況が続いています。
こうした状況をふまえ、令和6年度は、これまで目指してきた「花と緑と清流のまち笑顔あふれるやさしいまち」の実現に向け、各種取り組みを着実に推進します。
令和6年度予算は「未来投資型予算」として、時代の変革に合わせ、子どもたちが安心して成長し、学べるまちづくり、学校環境づくりを進めるとともに、DXの推進、物価高騰対策、安全安心な暮らしを守る道路の整備など未来につながるまちづくりを推進します。

■主な事業
▽全てのこどもが安全・安心に成長できる環境づくり
6億468万円
保育園・幼稚園等に安心して子どもを預けることができるように、防犯カメラの設置、紙おむつ処分費用の助成、第2子保育料の無償化(10月から)を行い、保育・幼児教育環境の充実を図ります。
また、インフルエンザ予防接種費用の一部助成を、未就学児に加えて、新たに中学3年生、高校3年生相当年齢を対象に拡大して行います。
食材費高騰が続く中、学校給食の質を確保しつつ、保護者負担を抑えるため、令和6年度における学校給食費の増額改定を行わずに、給食賄材料費の高騰分の全額を市が負担します。

▽DXの推進
1億7,623万円
市民サービスの向上や業務の効率化のため、公衆Wi-Fiの設置やオンライン申請システムの導入を行います。
市内事業者や農林業者の業務効率化・生産性向上を図るために、デジタル化に要する経費の一部を助成します。

▽学校教育環境の充実
7億8,780万円
児童生徒の教育環境を充実させるため、小中学校の再編を推進します。また、総合教育研究所内に教育支援センターを新設し、教育相談業務等の強化を図ります。
学校施設の老朽化した給水設備等の整備を行います。

▽道路整備事業
13億2,723万円
道路、橋りょうの整備および長寿命化対策を行うことにより、道路交通の安全確保と維持管理を図ります。

▽外国人にやさしいまちづくりの推進
2,704万円
増加傾向にある外国人の方々にやさしいまちづくりを目指し、学校での支援体制の強化や産業分野でのマッチング事業等に取り組みます。

▽防災機能の充実
3億4,975万円
自主防災会の設立・活動の支援、防災士の養成等、地域の防災体制の強化を促進するほか、情報伝達システムの有効活用と情報発信力の強化を図ります。

▽物価高騰対策
1億9,940万円
消費喚起を図るとともに事業者のデジタル化を推進するため、「キャッシュレス決済ポイント還元事業」の実施や、「プレミアム付き商品券事業」の支援などを行います。

▽大芦川観光公害対策
478万円
大芦川流域の観光公害対策として、保全条例施行に合わせ、看板等の掲示による周知啓発および監視員によるパトロールを実施します。

▽水源地域の振興
1億2,594万円
南摩ダム周辺を始めとした西北部全体の回遊を促進するためソフト事業を進めます。また、携帯電話基地局の設置等のインフラ整備を進めます。

▽新たな産業団地の整備
3億3,460万円
鹿沼インター産業団地の令和7年度の事業完了に向け、整備を進めるとともに、次期産業団地の候補地抽出および整備手法等の調査を行います。

▽花木センター「道の駅」化
1,668万円
花木センターの「道の駅」化に向けて、セリ場等に代わる新たなイベントスペース等の建築設計に着手します。

問合せ：財政課財政係　
【電話】63-2151