団塊ジュニア世代が65歳を迎える令和22年頃まで高齢者人口は増え続けると予測されており、高齢者が住み慣れた地域で自立した生活を継続するために必要な支援の担い手不足が懸念されています。こうした将来を見据え、医療、介護、予防、住まい、生活支援などが一体となって高齢者を地域全体で支える体制「地域包括ケアシステム」の重要性が一層高まっています。
「第9期いきいきかぬま長寿計画」は、令和22年を見据え、本市が目指すべき今後の方向性を示すものです。
■地域包括ケアシステムのイメージ
■第9期いきいきかぬま長寿計画の概要
基本理念:笑顔あふれるやさしいまち~健康長寿のまち“かぬま”を目指して~
「笑顔あふれるまちづくり」を基本に、健康寿命の延伸のための施策を意識し、まちづくりを進めていきます。
基本目標:基本理念に基づき、次の6つの基本目標を掲げて第9期計画を推進します。
1 生きがいづくりと社会参加の推進
2 介護予防と在宅生活支援の推進
3 支えあえる地域づくりの推進
4 認知症施策・権利擁護施策の推進(認知症施策推進計画)
5 介護サービスの充実・強化
6 介護保険制度の円滑な推進
計画期間:令和6年度から令和8年度まで
◆市の高齢者人口の現状と将来推計
平成22(2010)年には10万人を超えていた本市の人口は減少を続けており、人口構成をみると、年少人口および生産年齢人口が減少する一方で高齢者人口は増加しています。この傾向は今後も続き、令和22(2040)年には高齢化率が40%を超えると予想されています。
問合せ:
高齢福祉課長寿推進係【電話】63-2288
介護保険課介護保険係【電話】63-2283
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