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鳥獣被害対策~地域ぐるみで農作物や生活環境を守りましょう~

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栃木県鹿沼市

鹿沼市内のツキノワグマの目撃数が、例年に比べて増えています(下のグラフを参照)。
ツキノワグマは、普段はおとなしい動物ですが、時に人を襲うこともあります。クマの誘因物をなくすなどすることで、未然に事故を防ぎましょう。

・ツキノワグマの目撃状況(鹿沼市)

■クマの特性を理解して、未然に事故を防ぎましょう。
人の生活圏で効率良く食物を確保できることを学習したクマは、その食物が誘引物となり、執着して出没を繰り返してしまいます。クマの出没防止対策として最も効果的なのは、誘引物を除去することです。

▽クマの誘因物
ペットフード、果実、野菜、ハチの巣、生ごみ、有機肥料、油かす、燃料、コンポスト等

▽クマと出会わないためには
目撃情報のある地域では、早朝や日没前後のクマの行動が活発な時間帯の外出を控え、山や川へ近づく際は、鈴やラジオ等で音を出して自分の存在を知らせましょう。

■鳥獣被害対策の3つの柱
鳥獣被害対策は3本柱(下図)が基本。これらの活動を地域でいかに徹底できるかが、対策の効果を左右します。

■市の取り組みと支援
・個人の農地や集落に設置する防護柵の補助
・里山林の伐採管理を継続的に行なうための補助

▽野生鳥獣対策防護柵の補助金
対象者:
・鹿沼市で農業に従事していること
・鹿沼市に農地があること
・市税の滞納がないこと
内容:資材費の2分の1以内を補助
・個人および2人で申請…上限5万円
・3人以上での共同設置…上限30万円
※送料や設置工事費等は対象外です。申請は、同一年度内に1回に限ります。詳しくは、林政課までお問い合わせください。

■狩猟免許試験を実施します
有害鳥獣の捕獲に取り組むには、狩猟免許を取得し、狩猟者登録をする必要があります。
日時:8月24日(土)
場所:北押原コミュニティセンター
申込:8月2日(金)~8月14日(水)までに、県西環境森林事務所【電話】0288-21-1180へ。
その他:新規狩猟免許取得者には、免許ごとに講習会および試験費用の助成(助成額1万円)があります。
鹿沼市農業公社【電話】63-5570までお問い合わせください。

問合せ:林政課森林保全係
【電話】63-2187

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