■認知症の人や家族を支えるー集いの場、あります
鹿沼市には、認知症の人やその家族などが気軽に集まり、語り合うことができる場所があります。今年度から始まった集いの場「認知症について考える会(仮)」と「男性介護者の会」の様子をご紹介します!
◆認知症について考える会(仮)
月に一度、高齢者・障がい者トレーニングセンター(なごみ館)に集まり、認知症について学んだり、情報交換をしたりしています。
会の名称は、これから参加者のみなさんで決める予定です。
7月11日は、トイレの場所を間違ってしまい落ち込んだ、認知症の人の気持ちについて考えました。
「認知症の人は、間違えてしまったことに対してストレスを感じやすい」や、「周囲の人は『私も間違っちゃうのよね』などユーモアを交えながら間違いを肯定するのもいいのでは」など、活発に意見交換していました。
◆認知症サロン男性介護者の会
男性介護者が増えていることから、男性同士で語り合ってみようという会です。
開催場所はウエルシア鹿沼蓬莱店内のフリースペース「ウエルカフェ」。店内で各自好きなお菓子や飲み物などを購入し、お茶をしながら、自由に話します。会では、少ない人数で気がねがないため、男性ならではの悩みなどが話題にあがります。
5月9日は、「施設に入れてしまうのはまだ早いと思っているがどうなんだろう」や「女性物の下着を買うのに抵抗がある」などの話題が出ていました。
■市内の認知症の人や家族の集いの場
※開催日時などが変わる場合もあります。詳しい内容や開催状況などは問い合わせ先や市のホームページでご確認ください。
認知症とともに生きる地域社会を目指して…
問合せ:高齢福祉課地域包括支援センター
【電話】63-2175
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