文字サイズ
自治体の皆さまへ

令和6年度施政方針「感動のまち うるま市」「市民が夢と希望を持てるまち」の実現へ

1/42

沖縄県うるま市

~現場主義を第一に、全力で取り組んでまいります~

令和6年第173回うるま市議会定例会が開催されるにあたり、令和6年度うるま市一般会計予算案をはじめとする各議案の説明に先立ち、中村市長は、市政運営に対する所信と主要事業の概要を述べました。
ここでは、令和6年度における取り組みを一部抜粋してご紹介します。

◆市政運営に対する基本姿勢
私が令和3年5月にうるま市第3代市長に就任して以降、市民の皆様への行政サービスの更なる向上や市民生活の安定、「市民が夢と希望を持てるまち」の実現に向け、本市の課題に効率的かつ弾力的に対応可能な組織体制の強化を図ってまいりました。
令和6年度におきましても、引き続き、社会情勢の変化等も踏まえ様々な行政課題へ対応していくため、職員と一体となり、きめ細やかな事業を展開するとともに、更なる組織体制の強化を図ってまいります。

◆令和6年度の予算規模
一般会計予算は732億7,776万3千円前年度比6.2%の増で特別会計予算などを含めた総予算額は1,130億2,577万8千円となっております。
なお、特別会計等につきまして、国民健康保険税の改正、介護保険料の負担割合の変更、及び水道料金の改定に伴い、御負担をおかけすることとなる市民の皆様におかれましては、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

◆主な事業
・「総合体育館整備事業」「新石川調理場整備運営事業」「沖縄県消防指令センター整備事業」「具志川小学校校舎増改築事業」
・物価高騰対策関連予算や低所得者世帯等に対する給付事業関連
・地域からの要望を踏まえた道路、排水路の維持補修
※広報誌に掲載している施政方針は、一部要約しております。
詳しい内容はHPでご覧ください。

【主要事業】
1.物価高騰対策
2.まちづくり
3.インフラ整備
4.経済分野
5.こども分野
6.福祉分野や健康づくり
7.教育分野
8.コミュニティ分野

◆1.物価高騰対策
・学校及び保育所等学童クラブに対する給食食材費等の支援
・飼料価格の高騰が続いている畜産農家に対する支援

◆2.まちづくり
・「感動産業特区」うるま市を内外に広く周知・訴求させるブランディング活動及びそれと連動したプロモーション活動の実施
・勝連城跡の周辺整備や魅力・価値向上を図る取組の推進
・防災機能を有する施設として、総合体育館の整備を継続
・石川地区、勝連・与那城地区の賑わいを創出するまちづくりの推進
・火葬炉の老朽化や火葬件数の増加に対応する、新たな火葬場の整備の推進
・県内37市町村が加盟する沖縄県消防指令センターの整備

◆3.インフラ整備
・中部東道路の早期実現に向けた取組
・安心して利用できる道路・排水路や公園の修繕・改修
・公園がない行政区に対する、早期整備
・公共交通の利便性の向上及び新たな交通システムの構築

◆4.経済分野
・担い手の育成及び確保に向けた新規就農者に対する支援
・付加価値の高い加工品の販路拡大及び畜産農家や水産業者の所得向上を図る取組
・中城湾港新港地区の後背地である上江洲・仲嶺地区の産業基盤整備の推進
・新たなエネルギーの拠点化及び新たな産業集積用地の確保に向けた調査事業の実施
・「うるま感動産業特区プロモーション事業」の展開
・闘牛文化、勝連城跡、海中道路等うるまの強みを活かした「うるまツーリズム」の形成
・観光物産協会や商工会、市内事業者と連携した着地型プログラムの創出

◆5.こども分野
・「こどもゆめ基金」を有効活用した「こどもに夢を与え応援する事業」「子育てを応援する事業」の充実
・「こどもと親の居場所の確保・充実」に向けた、庁内や各関係機関と一体となった取組の推進
・不妊に悩む御夫婦の経済的負担を軽減するため、治療費の一部を助成
・切れ目のない包括的な支援に向け、「こども家庭センター」を子育て包括支援課内へ設置
・「地域障害児支援体制強化事業」をとおした、こどもや家族、障害児通所事業所への支援やインクルージョンの推進
・教育・保育の質の向上及び保育施設、小学校との連携強化

◆6.福祉分野や健康づくり
・「重層的支援体制」の構築に向けた移行準備事業の実施
・生活に困窮している世帯の自立に向けた支援として、家計に関する課題改善、こども支援員の配置や進学塾の費用を助成
・障がいのある方が住み慣れた地域で生活を営むために必要な居住支援体制を構築
・要介護状態の予防や重度化の防止、地域や関係機関等と連携した支援体制の強化
・健康の保持増進を市民自ら実践できる健康づくりの推進

◆7.教育分野
・学校生活への適応に悩む保護者や生徒への支援を強化するため「学校生活応援課」を新たに設置
・情報を活用する能力の向上や個別最適な学びを推進するため、タブレット端末や電子黒板を整備
・18歳以下の青少年の文化・スポーツ関連における活躍を後押しするため、新たに文化活動に関する大会への派遣補助を実施
・具志川小学校校舎の建て替え、高江洲中学校校舎の基本設計、兼原小学校校舎整備に向けた基本調査、赤道小学校や石川中学校体育館の設計
・民俗文化財の保存・継承に向け、エイサーや獅子舞等の民俗芸能活動に対する支援を実施
・食育に関する情報発信機能を備え、災害時には炊き出しができる施設として、新石川調理場の整備を推進

◆8.コミュニティ分野
・不法投棄の早期発見と未然防止を図るため、監視カメラの活用や市民による監視の目を強化する取組を実施
・島しょ地域の交流拠点施設を活用した、活動人口の確保や関係人口づくり
・本市唯一の有人離島である津堅島の活性化や移住促進に向けた移住支援及び複合施設の整備、防災機能の強化に向けたヘリポートの整備
・地域活性化及び地域課題の解決に向けた市民の皆様による地域づくりを推進するため、地域活動元気応援事業を実施
・友好都市である盛岡市との交流の推進、宇都宮市及び文京区との今後の更なる交流促進に向けた取組の実施

◆結び
昨年12月、約2年半に渡る63自治会の訪問が一巡いたしました。意見交換を重ねてきた中で、道路関連の補修や公園整備等のインフラ整備をはじめ、様々な政策に御意見を反映させてまいりました。今後も現場主義を念頭に、地域の方々との直接対話を通し、地域が抱える問題を早急に解決できるよう、全力で取り組んでまいります。
市民の皆様に「うるま市に住んでよかった」「これからもうるま市に住み続けたい」と思っていただける、魅力あふれるまちづくりに取り組んでまいりますので、市民の皆様には、引き続き御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げ、私の施政方針といたします。

うるま市長 中村 正人

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU