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夢つむぐ島 ー島人みんなで織り上げる未来ー【第2次久米島町総合計画】

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沖縄県久米島町

[施策23]「暮らす」すべての世代のために→安心・快適な生活環境づくり
災害に強い島づくり
今回のテーマは、「暮らす」世代のために~災害に強い島づくり~についてお伝えします。

■現状と課題
◇防災・減災対策
・防災無線や町ホームページ、コミュニティラジオを通じて台風時などの防災情報を発信しています。
・町民の災害危機管理意識の高揚が図れるよう、防災マップ・ハザードマップの作成及び防災訓練を行っています。
・地震や津波などの大規模災害に備え、避難施設及び避難経路の周知徹底、防災訓練の充実が必要です。
・独居老人宅の防火診断や住宅用火災警報器の設置推進に取り組んでいます。
・防火対象物や危険物施設の立ち入り査察や消防用設備等点検報告の指導を行うなど、火災予防運動の更なる充実強化に取り組んでいます。
・災害発生時における情報の収集及び発信を効率的・効果的に行うため、令和2年度に防災情報システムを整備しています。

◇消防体制
・消防学校、医療機関等と連携した各種研修等を実施し、消防職員及び消防団員のスキルアップに努めています。
・緊急消防援助隊の各種訓練に参加し、町における大規模災害時の応援・受援体制の強化に努めています。
・消防活動の拠点となる消防庁舎の老朽化が顕著であることから、早急な改修が望まれます。

◇要配慮者対策
障がい者(児)や高齢者が、万が一の災害時に安全に避難できるよう、日頃の防災訓練や避難支援体制の構築が必要となっています。

■施策の展開
◇防災・減災体制の強化
・防災に関する個別計画の見直し・策定を推進します。
・地域の防災力の向上を高めるため、消防団、女性消防クラブ員、自主防災組織の機能強化を推進します。
・防災拠点の機能充実及び強化、緊急時の物資搬送拠点の整備、消防水利の改修を推進します。
・防火対象物や危険物施設の立入査察、消防用設備等の設置指導及び維持管理、指導を徹底します。
・毎年襲来する台風、万が一の自然災害に備え、日常の維持管理を徹底し災害に強いインフラづくりを推進します。

◇消防体制の充実
・消防職員や消防団員の知識及び技術の向上に向け、関係機関との合同訓練及び研修等への派遣を推進します。
・老朽化した消防庁舎の改修を推進します。
・消防車両の適切な維持管理に努め、各種災害への出動体制の充実強化を図ります。

◇災害時要配慮者対策
・障がい者(児)や高齢者が、火災や自然災害時に安全に避難できるよう、医療福祉機関と地域が連携した防災訓練や避難支援体制の構築を図ります。
・災害時に避難が必要な高齢者や障がい者(児)等要支援者の個別避難計画づくりに努めます。

■目指そう指標

◇目指そう指標の進捗
町防災訓練の参加率はコロナ禍の影響もあり、基準年よりも減少している状況です。今後も町民の防災意識の醸成を図り、参加率向上に努めます。
年間の出火件数については年間0件を目標として、消防力の強化及び町民の防火意識の醸成を図ります。

後期基本計画の全体版は久米島町ホームページに掲載しています。
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