目指せ!健康あいらんど久米島

10／26

■知らなかった!健康保険料ってみんなの取組で変わるらしい!
みなさん「インセンティブ(報奨)制度」をご存知でしょうか?
これは、健康づくりの取り組みを健康保険料に反映させる国の制度です。
健康づくりの取り組みが得点化され、もし得点が低いと、国からペナルティが課され、保険者の運営費が高くなってしまいます。(得点が低い=取り組みができていない=重症化する人が増える=医療費が膨大になる=健康保険料を上げざるを得ない)
国保に限らず、健保組合・共済組合、協会けんぽ、後期高齢者広域連合でも、指標の内容は若干異なるものの、同様の制度がとり行われています。保険者共通の指標は右の通りです。(ポイントを抜粋してみました。)

1.特定健診・がん検診の受診率
2.特定保健指導の受診率
3.特定保健指導対象者の減少率
4.受診勧奨を受けた方の医療機関受診率
5.ジェネリック医薬品の使用率

『健診を受診し、保健指導を利用することで、病気やその発症リスクにいち早く気づき、速やかに治療を受ける。』
この流れは、医療費が高額になるのを防ぎます。このことから、生活習慣病を予防するための取組を評価していることがわかりますね。
ちなみに令和4年度、久米島町の特定健診受診率は31.6%で、以下の4つの項目で、多くの方が基準値を上回っていました。

●BMI25以上になると、脂肪細胞の数が増加し、高血圧や血糖値を下げにくくする等悪さをする物質が出てきます。
●高血圧や高血糖は、血管を傷つけてボロボロにします。
●LDLコレステロールが多いと、血管に油がこびりつき、詰まりやすくなります。
これらの項目が高いということは、将来的に脳卒中や心筋梗塞を起こす可能性があるという事です。
ただし、これらは早期発見・早期治療で防ぐことができるものです。
上記の項目で、「受診勧奨値」を上回っていた皆様、受診はお済ですか?
健診後は結果をしっかり確認しましょう!

今年度も5月に住民健診を行います。詳しくはチラシをご覧ください。