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夢つむぐ島ー島人みんなで織り上げる未来ー【第2次久米島町総合計画】

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沖縄県久米島町

[施策25]「暮らす」すべての世代のために
島民の健康づくり推進
今回のテーマは、「暮らす」世代のために~島民の健康づくり推進~についてお伝えします。

■現状と課題
□健康づくり
・メタボリックシンドロームによる高血圧、糖尿病、脂質異常症など有病者が増加傾向にあります。
・特定健診未受診者を対象に健診受診勧奨を行っています。
・特定保健指導は、保健師、管理栄養士、看護師のみが実施できるため、配置専門職の増減が保健指導率に大きな影響を与えています。
・高齢化に伴い、がんによる死亡者は近年増加傾向にあります。早期に発見できたがんは、治療できる可能性が高まるとともに、治療内容・期間が縮小され、患者の負担軽減にもつながります。

□感染症対策
・風しんの抗体検査及び乳幼児を含む予防接種を対象者に無償で実施しています。
・インフルエンザや新たな感染症に速やかに対応が出来る体制を整備する必要があります。

□医療体制
・公立久米島病院の設立から20年以上経過していることから、計画的な施設の整備や修繕、機器の更新が必要です。
・理学療法士等の専門職の確保や育成が必要となっています。
・難病等で通院している方に、通院に係る渡航費の一部を助成することで患者や家族の経済的負担を軽減しています。
・島内における歯科医院は、令和2年5月から1医院体制となっています。必要な診療が受けられない町民の口腔内の健康に与える影響が危惧されます。
・通院に係る渡航費の一部を助成することで患者や家族の経済的負担を軽減しています。

■施策の展開
□町民ひとりひとりの健康づくり
・町民一人ひとりが自主的に健康づくりに取り組むための意識の醸成や仕組みづくりを推進します。
・SMAP(スマートプロジェクト)を中心に、運動習慣の定着を図りながら、子どもから高齢者まで、町民全世代の健康づくりを支援します。
・住民健診の実施により、生活習慣病の重症化予防を図るとともに健康増進に繋げます。
・特定健診受診率増加を目指し、受診推奨や受診しやすい環境を整えます。
・特定保健指導員の安定的な配置や、健康運動指導士の確保に努めます。
・町が実施しているがん検診(住民健診、婦人検診等)は、期間や定員が限定的であることから、必要な方が受診できる環境づくりに努めます。

□感染症対策の強化
・風しん抗体保有率の向上に努めます。
・感染症等に速やかな対応が出来るよう、医療機関と連携した防疫体制の構築に努めます。

□医療体制の充実
・沖縄県離島医療組合の運営健全化を図るとともに、公立久米島病院との連携強化を推進します。
・島内で不足している医療専門職の育成や確保するための体制構築に取り組みます。
・歯科医院や専門診療科を誘致するなど、関係機関と連携し早期に体制を構築できるよう努めます。
・通院に係る渡航費の助成内容をさらに検討し、経済的負担軽減が図れるよう、助成回数や助成額等の見直しに努めます。

■目指そう指標
特定健診受診者におけるメタボリックシンドローム該当者の割合(国民健康保険ベース)

後期基本計画の全体版は久米島町ホームページに掲載しています。
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