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夢つむぐ島ー島人みんなで織り上げる未来ー【第2次久米島町総合計画】

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沖縄県久米島町

[施策3]「育つ」世代のために→安心して「子育て」できる島の実現子育て支援
子育て支援体制の充実
今回のテーマは、「育つ」世代のために~子育て支援体制の充実~についてお伝えします。

■現状と課題
◇子育て支援
・子育てに係る費用への助成や、放課後児童クラブの開所など、ひとり親世帯や共働き世帯の子育て支援に取り組んでいます。
・平成30年4月から、地域で子育てをサポートする組織として、ファミリーサポートセンターを開設し、子どもの一時預かり支援に取り組んでいます。
・子育てに係る関係機関等と連携し、児童虐待の防止・早期発見や子ども医療の充実、医療費の軽減対策など支援の充実・強化に取り組む必要があります。
・乳幼児健診、5才児健診、就学時健診において支援が必要と判断された親子への支援として親子支援事業を平成27年度より実施しているほか、保護者の子育て支援の場を提供しています。
・住民アンケートにおいては、島での子育てのしやすさが評価されています。今後は保健・医療体制の充実、教育・保育の質の向上など、さらなる子育て支援の充実が求められています。
・平成30年度久米島町子ども調査報告書による本町の貧困世帯の割合は27.4%となっており、沖縄県の25%を2.4ポイント上回っています。

◇保育環境
・保育環境の充実を図るため、公立の保育機関だけではなく、民間の保育園等への支援と連携により、より質の高い保育環境の確保に取り組む必要があります。
・乳幼児教育や発達の気になる子への対応のため、保育士や幼稚園教諭の研修を充実させる必要があります。
・母子保健推進員による乳幼児健診等で早期に発見した、支援が必要な親子の家庭への訪問や、平成30年度から実施している各保育所での歯みがき教室を今後も継続的に取り組む必要があります。

■施策の展開
◇子育て支援の充実
・引き続き子育てに係る費用への助成や放課後児童クラブを開所するほか、ファミリーサポートの利用しやすい仕組みづくりに取り組むなど子育て支援に努めます。
・子育て支援施設の利用にかかる経費の負担軽減に努めます。
・児童虐待の防止・早期発見など関係機関との連携を図り、切れ目のない支援に取り組みます。
・子どもの医療費の通院対象年齢を中学校卒業まで拡大し、子育て家庭の経済的負担の軽減に努めます。
・親子支援事業(子育て相談、親子療育、子育て講座)の周知に努めるとともに、内容や実施場所の充実を図ります。
・子育てに関する情報や活動、支援を包括的に推進するため、新たな組織体制を検討します。
・乳幼児健康診査について周知徹底を図り、受診率の向上に努めます。
・貧困状態にある子育て世帯に対し、必要な支援を検討します。
◇保育・幼児教育の充実
・園児・幼児が安全・安心で楽しい保育園・幼稚園生活を過ごせるよう環境整備に努めます。
・保育士の質の向上や関係機関と連携強化を図り、保育環境を充実させることで、園児・児童の健やかな成長・発達を促進します。
・待機児童の解消に必要な保育士の確保に努めます。
・快適な保育・幼児教育が図れるよう幼稚園と保育園の2つの機能を持ち合わせた認定こども園の設置を推進します。
・地域に根差した母子保健推進員の活動を強化するため、人員の増加及びスキルアップを推進します。

■目指そう指標

後期基本計画の全体版は久米島町ホームページに掲載しています。
右のQRコードか、「久米島町総合計画」で検索し、ぜひご覧ください♬
※QRコードは紙面またはPDF版をご確認ください。

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